バレンタインデーでよく作られる生チョコですが、失敗した、という経験はありませんか?
そもそもチョコレートは温度管理が難しいので、初心者には難しい素材です。
レンジで溶かすレシピもありますが、高温で作業をすると食感が悪くなってしまうので、注意が必要です。
あとよく失敗しがちなのは、チョコレートが固まらない、という事です。
一つは、チョコレートを湯煎している最中にお湯が入ってしまったか、生クリームのかわりに牛乳を使った可能性があります。
牛乳と生クリームはそもそも成分が違うので、代用は初心者にはオススメ出来ません。
生クリームがホイップできるのは脂肪分が多いからです。
牛乳の脂肪分が3%に比べ、生クリームの脂肪分は18%以上になります。
生クリームがないからと言って、牛乳をそのまま投入すると、牛乳の水分のせいでチョコレートが固まりません。
もし、牛乳を生クリームのかわりにそのまま置き換えて入れてしまったら、チョコレートを追加で入れるしかありません。
チョコレートを湯煎かレンジで少しずつ加え、もったりしてきたら、冷蔵庫で三時間程冷やせばリカバリーは可能です。
もうチョコレートがない場合、チョコレートソースにするか、ホットチョコドリンクにするなど、アレンジして消費しましょう。
生チョコを牛乳で代用して作るときに注意すること!固まらない!?
バレンタインデーの時期になると、生クリームは棚から消えてしまうケースがありますので、どうしてもない時に、牛乳で代用することはできます。
ただ、前述のように注意が必要です。
バターと牛乳の割合が一対三で入れると、なんとなく生クリームの風味になると言われています。
前述したように、牛乳と生クリームは脂肪分が違うので、脂肪分を足してやると生クリームっぽい風味が出ます。
バターはテレビで見た事がある方もいるかもしれませんが、生クリームから作られます。
ですので、完璧な代用は無理ですが、牛乳で代用はできるんですね。
でも、手慣れていない人がすると失敗の元ですので、きちんと材料を揃えましょう。
お菓子作りは化学反応によって固まったり膨らんだりするので、手抜きをすると失敗の元になります。
レシピで、何gとあったり、何度と記載がされているのにはきちんとした理由があるからなんですね。
生チョコの牛乳の比率はどれくらいまで大丈夫?固まる限界は?!
では、牛乳を使う場合、どれぐらいの割合で入れるのかといいますと、比率が決まっていて、板チョコ二枚に対して、生クリームは50cc、牛乳は15ccくらいのレシピがいいと思います。
私が作った時のレシピですと、板チョコ二枚に対し、牛乳大さじ3が1番牛乳を多く入れたものでした。
そこにバターを大さじ二分の一加えています。
バターが生クリームのかわりの役目をしています。
レシピの説明にも、これ以上入れると固まりません、とありました。
失敗しない分量は大さじ二杯のようです。
牛乳でも生チョコは作れますが、分量はかなり変えないといけません。
目安は板チョコ二枚で牛乳大さじ1杯なので、おそらく目分量的にはちょろっと垂らす程度だと思います。
(目分量の時点で失敗フラグですが)
しっかり計量して成功させてくださいね。