自分が育てた子どもが不登校になってしまった…。
子育てがひと段落したと思ったら、学校に行かないという、難しくて新しい問題に直面している方もいらっしゃるのではないでしょうか?
そもそも不登校とは文部科学省によると「何らかの心理的、情緒的、身体的あるいは社会的要因・背景により、登校しないあるいはしたくともできない状況にあるために年間30日以上欠席した者のうち、病気や経済的な理由によるものを除いたもの」と定義されています。
初めて知ったのですが、年間で30日以上欠席ということなので毎月2~3日休んでしまうと、不登校児童生徒に当てはまるそうです。
実は私自身も不登校の経験があります。
といっても家庭の事情で学校に通えなかった期間があったというだけで、学校に行きたくなかったわけではないのですが…。
不登校は近年の社会問題にもなっています。
以後、不登校となる原因や、不登校にさせない対策を見てみたいと思います。
不登校になる原因、中学生の場合は?小学生から急増の理由。
小学生は6年間も同じ学校に通うことから、その間の肉体的・精神的な成長も目覚ましいものです。
そんな中、特に小学生高学年ともなると勉強や運動能力を他の子と比べたりする時期でもないでしょうか?
人と比べて優劣をつけていたり精神的にも大人びてくる頃です。
更に中学生ともなると、小学生のころには無かった部活動が始まります。
部活動を楽しみにしている子どもは楽しみなことかもしれませんが、やりたくないと思っている子どもには苦痛になる原因かもしれません。
また、定期試験も中学生で始まり、勉強の難易度もどんどん上がってきます。
学年やクラスの順位で結果がはっきりわかってしまうので、気にする子もいるのではないでしょうか?
今までとは違う環境、人間関係に悩む不登校の子も増えてきているかもしれませんね。
不登校の原因はこんなところに!?原因がわからないときは?
子どもの中には不登校をしたくてしている訳ではなく、体調不良や無気力によって学校に通えない子どももいます。
本人は決してさぼりたいと思って言っているのではなく、本当に腹痛を感じていたり吐き気を感じていたりします。
そう感じる原因を辿れば子どもが感じているストレスに起因する場合があるのですが、親が無理やり学校に行かせようとすればますますストレスを感じてしまうでしょう。
焦る気持ちも出るかもしれませんが、子どもの気持ちに寄り添って話を聞くことで問題解決の糸口がみえるかもしれません。
我が子はまだ小さいので小学生や中学生はまだまだ先ですが、将来のことを考えると不安は募ります。
その子どもが抱える問題も、解決するすべも千差万別なので、親は本当に悩むことだと思いますが、焦らずじっくり会話をしながら不登校が少しでも改善されるとよいですね。