節分の豆で便秘解消?食べすぎは危険?どれくらいが本当に効果的?

節分 豆 便秘

節分といえば豆まきですね。

豆まきのあとは、豆をひろって歳の数だけ食べるのがならわしですが、節分の豆って食べ過ぎても大丈夫なのでしょうか?

節分の豆は、地域にもよりますが、大きく分けて二種類使われており、それは大豆と落花生です。

大豆も落花生も食物繊維が豊富です。

食物繊維は腸内環境を整え、また食物繊維じたいが便を形成することにより、便通がよくなり便秘の解消が期待できます。

ただ、大豆は続けて何日も食べ過ぎることにより、逆に下痢になることもあり、注意が必要です。

また、大豆には女性ホルモンに似た働きをするイソフラボンが含まれており、過剰摂取はホルモンバランスを崩す原因にもなりますから気を付けましょう。

妊娠している女性や子ども以外のイソフラボンの一日の摂取量の目安は、上限70~75mgまでとしています。

豆腐だと100gでイソフラボン含有量が20mg程度なので、普通に食事をしている程度では問題無さそうです。

ただ、サプリメントでイソフラボンをあえて追加摂取している人は、摂取量を気にした方がよさそうですね。

節分に豆は何個食べるのが正解?数え年ってなに?数が違うと・・・

節分 豆 何個

節分には、豆を撒いたあとは歳の数だけ食べたらいいと、聞いたことありませんか?

節分で撒いたあとに食べる豆は「福豆」と呼ばれるそうです。

この「福」を体内に取り入れることが、縁起がいいとされているんですって。

歳の数だけといいますが、満年齢なのか、数え年なのかと議論になりますが、正解は「どちらでも大丈夫」なんです。

ちなみに、①「数え年」と②「満年齢」の違いは、

  1. 生まれた日を1歳とする
  2. 正月が来ると歳を取る、です。

これでいくと、「数え年」は、生まれたときが1歳なので、満年齢より1歳多くなります。

豆まきの豆は、一般的には数え年で豆を食べることが多いようです。

これは、今の歳より一つ多めに食べることで「次の年」の健康や幸せを祈るという意味でもあるんですね。

とても前向きでいいですね!

節分の豆の代用にはどんなものがある?硬くて危ないし・・・

節分 豆 代用

節分の豆撒きは、もちろん豆を撒くのが基本ですよね。

でも、豆が手に入らなかったり、豆のアレルギーだったりしたら、豆撒きができない!!

そんな問題も、豆を別のものにすれば解決します。

実は多くの保育園などでは、豆で豆撒きをすることはほとんどなく、今では新聞紙や広告を小さく丸めてオリジナル豆を作ったりしているんです。

これだと安全ですからね。

また、個別包装された小さなお菓子などだと、撒いた後に食べられるので「福」を取り込むこともできますね。

小銭をまく意見も少なからずありますが、硬いので万が一子どもに当たったり、当たって物が壊れたりする可能性があるので、硬いものはお勧めできません。

大豆アレルギーで、でも「豆を撒きたい」!!という場合は、小豆やひよこ豆、レンズ豆など、代わりのアレルギーが出ないものを探してみるといいでしょう。

大豆を撒くことが定着する前は、五穀の米や麦などを撒いていたこともあるようなので、問題なければそのようなものを活用してもよいでしょう。

まとめ

節分の豆撒きによく使われる大豆や落花生は食物繊維が豊富で、便通がよくなり便秘の解消が期待できるが、続けて何日も食べ過ぎることにより逆に下痢になることもあり、注意が必要。

大豆には、女性ホルモンに似た働きをするイソフラボンが含まれており、過剰摂取はホルモンバランスを崩す原因にもなります。

節分で撒いたあとに食べる豆は「福豆」と呼ばれ、「福」を体内に取り入れることが縁起がいいとされている。

満年齢なのか、数え年なのかの正解は「どちらでも大丈夫」。

一般的には、数え年で食べることが多く、満年齢より一つ多く食べることで「次の年」の健康や福を祈願する意味がある。

豆撒きの豆の代用は、子どもであれば新聞紙や広告を丸めて使ったり、個別包装の小さいお菓子を活用したりするのがよい。

硬いものは、当たると怪我をしたり物が壊れたりする可能性がある。

また、大豆と同じ五穀である、米や麦を代用する方法もある。

節分は古くから日本に伝わる文化ですから、正しく楽しみたいですよね。

でも、アレルギーが怖いという方は、今回提案した代替方法で節分を楽しんでください!