2月の行事といえば、節分ですよね。
いつからか節分には恵方巻きを食べることが定番となりましたが、その具材について詳しくご存知ない方もいらっしゃるかと思います。
そんな具材について今回は書いていきますね!
恵方巻きは商売繁盛や節分のお祝いとして食べられるものですから、具材も縁起のいいものが巻かれていることが多いです。
具材の数は7種類であることが一般的とされていますが、そうでないこともよくあります。
この7という数は七福神が由来といわれていて七福神にあやかり7種類の具材を巻くことで、福を巻き込むという意味にもなるんですよ。
縁起物の7種類についてです。
細く長く生きられるよう願う「かんぴょう」。
神様のお供え物であり身を守ってくれるといわれる「しいたけ」。
黄色で金運にゆかりのある「卵焼き」。
出世や長寿の象徴である「うなぎ」。
原料が鯛であるため縁起のよい「さくらでんぶ」。
長寿を象徴し、紅白でもあり縁起のよい「えび」。
その名前から9の利があるといわれる「きゅうり」。
これら7種類の具材が入っているのが定番ですが、縁起かつぎですから苦手なものや手に入らないものがあるときはそれが全てではないと考えてもよいでしょう。
節分の恵方巻きにおすすめの具材は・・・美味しくてコスパ最高!
節分の恵方巻きには定番のもの以外に海鮮や、キャラクターとコラボレーションしてどら焼きを巻いたものまでさまざまです。
私は海鮮が大好きなので恵方巻きは海鮮一択ですが、とにかく値段が高いのであまり多く取り入れられませんよね。
海鮮より安価でオススメなものは「お肉」です。
牛肉や豚肉の薄切り肉を炒めて焼き肉のタレなどで味付けをして具材の1つにすることでボリュームも増えますし、豪華に見えます。
また、お肉は比較的嫌いな人が少ない食材でもあることがオススメする理由の1つです。
歯応えのあるもののオススメとして、たくあんもオススメです。
きゅうりが苦手というかたは、たくあんに変えてみるのもいいですよ。
たくあんはご飯のお供の定番ですから、もちろん恵方巻きにもぴったりです。
あと、我が家の定番はシーチキンを甘辛く炒めて、具材の1つに加えています。
かなりやみつきになる味なので、節分の恵方巻きだけでなくお祝い事の太巻きや手巻き寿司などでも活躍すること間違いなしです。
ぜひたくさんアレンジしてみてください。
節分に恵方巻きを食べるときの向きは?2021年はどっち向きだ?!
もうすでに多くの方がご存知かと思いますが、節分で食べる恵方巻きは、毎年縁起のいい方角=恵方という方角を向いて食べるとよいとされています。
恵方とは、その年の福や徳を司る神様がいらっしゃる方角のことで、その方角を向いて食べることから縁起のよい行いとされているのです。
毎年、南南東や、北北西、東北東など、東西南北いろんな組み合わせですが、これには決まりがあります。
たくさん組み合わせがあるように思いますが、恵方は四つの方角しかないということをあまりご存知ない方は多いかと思います。
それぞれに名前があり、甲の方角、庚の方角、丙の方角、壬の方角といいます。
甲の方角は東北東より少し東、庚の方角は西南西より少し西、丙の方角は南南東より少し南、壬の方角は北北西より少し西とされています。
2020年は西南西でしたので、2021年は南南東より少し南ということになります。
それぞれに「少し」と付くのは恵方の起源が中国であるため、誤差があるためだとか。
これで来年の節分の予習はバッチリですね!!
まとめ
恵方巻きは商売繁盛や節分のお祝いとして食べられるものですから、具材も縁起のいいものが巻かれている。
具材の数は七福神にあやかり、7種類であることが一般的で、かんぴょう、しいたけ、卵焼き、うなぎ、さくら、きゅうり、えびが縁起がいいものとされています。
恵方巻きに巻く具材のオススメは肉やたくあんなどご飯に合い、ボリュームも得られる具材です。
各家庭に合った具材を巻いてみましょう。
節分で食べる恵方巻きは、毎年縁起のいい方角=恵方という方角を向いて食べるとよいとされている。
甲の方角は東北東より少し東、庚の方角は西南西より少し西、丙の方角は南南東より少し南、壬の方角は北北西より少し西とされており、5周期で回っている。
2021年は南南東より少し南の方角が恵方となる。