パラセーリングに必要な荷物は?日焼け止めにカメラは必須!?

パラセーリング 荷物

雲一つない真っ青な大空に、太陽の光がきらめくコバルトブルーの海。

カラフルなパラシュートでふんわり飛び立ち、上空から眺める壮大な景色は息を呑む美しさです。

真夏の海に映えるパラセーリングは、一度は体験してみたい爽快なマリンアクティビティ。

ジェットスキーやスキューバダイビング等のマリンスポーツと違って、初心者でも準備するものは心構えだけで、気軽に挑戦できるのが大きな魅力です。

大空へ舞い上がり、鳥になった気分で空中散歩を楽しめば、気分もすっきりします。

パラセーリングに申し込んだら、絶対に忘れてはいけないのが日焼け止めとカメラです。

海上では太陽の照り返しが想像以上に強いうえ、乗船のモーターボートは屋根や日除けが付いていないタイプが大半です。

自分の飛行の順番まで待ち、1時間程度はボートに着席しているのでUV対策は念入りにしましょう。

SPF50以上で、移動中に水しぶきがかかっても大丈夫なウォータープルーフタイプの日焼け止めが最適です。

同時に日除け用の帽子や薄手の羽織り、タオル、熱中症予防に飲料水も携行すると完璧です。

記念すべき飛行の瞬間を捉えるカメラも携行マストなアイテムですが、防水機能付きでなければ乗船のスタッフにお願いして船上から撮影してもらうのがベターです。

防水カメラなら、ストラップや防水ケース等を準備し、落下にくれぐれも気を付けつつ、自己責任で上空からの撮影がベストです。

船上から離発着するパラセーリングでは、全身がずぶ濡れになる事は稀とは言え、水着または濡れても良い服装で参加しましょう。

靴もヒールや脱げやすいサンダルは避け、しっかりと足を守り濡れても良い運動靴またはマリンスポーツ用のゴム靴がおすすめです。

一方で、海中に落として困るような貴重品や携帯電話、鍵、帽子、メガネなどはテイクオフの前に同乗の催行スタッフに預けるのが一番です。

パラセーリングに年齢制限はある?6歳以上なら大丈夫?!

パラセーリング 年齢制限

パラセーリングは、専門資格やライセンスは不要で、子どもから大人まで楽しめ、夏休みの家族旅行でビーチを訪れたら、是非とも体験したいマリンアクティビティの代表格。

催行業者により使用パラシュートや装備が異なり、ポリシーも様々なので申し込みにあたっては、子どもなら何歳から参加が可能か確認しておくと安心です。

一般的には、6歳以上の小学生であれば参加を受け付けている業者が大半です。

6歳であれば平均身長が115cm前後、体重も約20kgと、パラシュートのシートにフィットし、安全ベルトであるハーネスもしっかりと締められる体の大きさであり、飛行のバランスが取れる重量を満たす点が理由と考えられます。

また、セーフティインストラクションを理解し、トラブルを知らせることのできる基本的分別のある年齢であることも大きなポイントです。

その反面で、3~4歳の幼稚園児でも、問題なくパラセーリングに参加可能とうたう業者も沢山見つかります。

6歳以下の子どもの場合、保護者と一緒に空中遊泳をする、シートや安全ベルトがサポートできる体のサイズであることが基本的な条件となっています。

パラセーリングではパラシュートを引っ張るロープの長さが90m、120m、150m等と異なり、長いほど高度が出ます。

小さな子どもの場合は、最短のロープが推奨です。

また当日の風の強さや高波の状況により、未就学児の飛行が危険と判断されるケースもあり、安全を第一に考えた配慮に従う必要があります。

パラセーリングでは、実際の飛行のみに焦点が集まりますが、合わせて考えたいのが船酔いの心配と対策です。

パラセーリングには広大な飛行エリアの確保が必須のため、小型のモーターボートで沖合へ向かいます。

船からパラシュートが離発着し、参加者が空を舞っている最中は船は全速力で移動しパラシュートを牽引し続けます。

実際の飛行時間は約10~15分で、それ以外は小型船でちょっとした航海を体験することになります。

念のため乗船前に酔い止め薬を服用しておくと、心おきなくパラセーリングが楽しめます。

パラセーリングをするのに許可は必要?業者の安全性は絶対確認!?

パラセーリング 許可

初めてのパラセーリング体験だったり、子どもと一緒にファミリーで参加するなら安全面が気になるところです。

パラセーリングは専門業者によるフルサポートが受けられるので、未経験でも安心して挑戦できるのが良さ。

しかし、現状ではパラセーリングを主催する場合、特別な認可やライセンスの保持は義務付けられていません。

パラセーリングの盛んなアメリカはフロリダにある民間団体、パラセーリング安全評議会の調べによると、1982年から30年の間に1億7000回のパラセーリングが実施され、少なくとも1800件の事故レポートがあったとのこと。

トラブルの大半を占める原因は、ハーネスの装着不備や不具合によるものです。

少々統計が古いですが、現代では更にパラシュートやハーネスの機能が向上し、最新の装備が導入され万全なセーフティ対策が期されています。

統計的に見れば事故率は0.00001%で、パラセーリングはローリスクで安全なマリンスポーツであることが証明されていると言えます。

安全な業者の見分け方としては、パラセーリングの深い知識と経験を持つ専門スタッフが在籍し、装備の定期点検を欠かさず、実績豊富なオペレーターであるかどうかがまず第一です。

国内パラセーリングの聖地とも言える沖縄であれば、県の公安委員会が安全対策基準を満たし、審査をクリアした優良マリーン事業者のみに与えられるマル優制度を判断基準にできます。

同時に参加料金に保険が含まれているかどうかも確認しましょう。

もし業者側で保険の加入がなければ、マリンアクティビティをカバーする旅行保険の加入がおすすめです。

さらに運営業者が顧客の安全を最優先しているかも見極めのポイントと言えます。

高波や強風などベストなコンディションではないのに強引に催行したり、パラセーリング前のブリーフィングがしっかりせず、安全説明に欠けるというのは問題です。

少しでも疑問や不安に思う事はその場で明確にし、ハーネスがしっかりと装着されているかダブルチェックしましょう。

インストラクションを十分に理解し、ルールを遵守していれば、安全な飛行が満喫できます。

まとめ

パラセーリング 荷物 まとめ

真夏のビーチを彩る風物詩である人気のマリンアクティビティであるパラセーリング。

主催業者が全ての運営を請け負うので、特別な準備の必要や経験も不要で思い立った時に参加できるのがメリットです。

パラセーリングに参加する際は、日焼け止めとカメラの準備は忘れずに。また濡れても良い服装に、日除けと熱中症対策が必要です。

安全性の高さと手軽さから、小さな子どもを含め幅広い年齢層が挑戦できるのも魅力です。

多くの業者では6歳からの参加を受付し、保護者の同伴や対応できる装備があれば、3~4歳児でも体験可能な場合もあるので確認しましょう。

パラセーリングの催行に現状では認可制度はないので、安全な管理と運営を行う業者選びが肝心です。

料金に保険が含まれていない場合は、自己加入を検討すると同時に、多くの実績と経験を誇り、顧客の安全を最優先にしている優良業者を選択しましょう。