年末年始のお休みの予定は、もうお決まりですか?
新年を祝う行事が目白押しの年明けとは違い、師走らしくバタバタと仕事や雑用を片付け、大晦日になって急に静かになると、何となく手持ち無沙汰な感がありますよね。
大掃除も済んだし、年賀状も書き終わり、あとは新年を待つだけという大晦日の一日なら、旅に出るのがおすすめです。
大晦日の旅行で、行き先の定番と言えば、やはり、あったかい温泉です。
景色を楽しめる露天風呂や、広々とした大浴場、疲れの取れる足湯など、冬の旅行では一番人気です。
しかも、温泉では美味しい料理を味わうことができるのも、その魅力に拍車をかけます。
他にも、堅苦しくなく温泉を満喫できる、スパリゾートも高い人気を誇ります。
エステでリフレッシュできたり、まるで常夏の温水プールがあったりと幅広い年齢層にもぴったりです。
快適な室内空間で、静かな時間を思い思いに過ごせるリゾート施設やホテルも注目度の高い行き先です。
洗練された食事やサービスに、エステやフィットネスも兼ね備え、自然の中で安らげるリゾートから、シティタイプのリゾートまで、あらゆる希望が叶います。
そして、もちろん冬のアクティビティなら、スキーを忘れてはなりません。
スキーやスノーボードのベストシーズンですから、多くの人に選ばれる旅行先です。ゲレンデでかいた汗を流す温泉やサウナに、グルメな食事も楽しみの一つですよね。
旅行の行き先の選択は豊富ですが、問題なのは、年末年始のピークシーズンであるゆえ、高額な旅行代金ではないでしょうか?
年末年始の連泊は、値段が高すぎて・・・という、若いカップルにもおすすめな大晦日の日帰り旅行先や、限られた予算でも楽しめる穴場スポットを紹介します。
大晦日の旅行で、おすすめするカップル向けの場所ならココ!?
大晦日にカップルで訪れたい場所は、年変わりの特別な時を刻むカウントダウンイベントやロマンチックなイルミネーション、2人だけの貸切り風呂も可能な温泉地などです。
賑やかな年末年始のイベントは、テーマパークだからこそ盛りあがる演出が多くあり、特におすすめです。
ディズニーランドとディズニーシーでは、大晦日の夜8時から入場が可能なニューイヤーズ・イブ・パスポートが販売され、24時には年明けのカウントダウンと盛大な花火で新年を祝います。
更に、特別パスポートには、24時から元旦の朝6時まで、どちらのパークにも入園できる特典付きで、お得に楽しめます。
一方で、アクティブなカップルにおすすめなのが、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンでのカウントダウン・パーティー2020です。
大晦日の19時から元旦の21時までの何と26時間有効なパーティー・パスで、カウントダウンと打ち上げ花火はもちろん、スペシャルライブも全部見られます。
ハウステンボスでも、パークは深夜2時まで営業で、一万人でジェット風船を飛ばすカウントダウンや、20分間に8000発も打ち上げられる花火、ライブコンサートと盛り沢山のイベントが開催されます。
そして、寒くて長い冬の夜だからこそ、二人で堪能したいのが、華麗なイルミネーションです。
2019年で14回目を迎える東京ドイツ村のウィンターイルミネーションは、特におすすめです。
日没後から夜20時まで300万個の電球が明るく夜空を照らし、そのスケールの大きさには目を見張るものがあります。
光と音のショーや、70mもの長さの虹のトンネル、3Dイルミネーション、電動カートによる動くイルミネーションと、多彩なバリエーションで飽きることのない工夫がされています。
東京ドイツ村と並んで、関東三大イルミネーションの一つと称される、江の島の湘南の宝石も、今年で20回目の開催となる人気の光の祭典です。
広大な敷地に広がる色鮮やかな灯りが輝き、海と自然の調和を活かしたイルミネーションが特徴的で、大晦日には17~20時の間点灯します。
シンボルタワーの、江の島シーキャンドルのライトアップや、7万個のスワロフスキーのクリスタルをちりばめた光のトンネル湘南シャンデリア、注目の新エリア「ホウセキFOREST」、珍しい洞窟イルミネーション、二万株のウィンターチューリップ等、SNS映えするシャッターチャンスが満載です。
人混みの多さと寒さに尻込みしてしまうカップルには、日帰り温泉旅行が最適です。
内風呂付きの貸切り個室であれば、宿泊よりもお得に2人だけの寛ぎのプライベート空間で、静かに落ち着いて過ごせます。
テンションがアップする、貸し切り風呂や貸し切り露天風呂があるかどうかは、重要なポイントなので、確認は忘れずに。
手頃な価格で、日帰りプランを用意している温泉宿は大小豊富にあるので、予算と移動時間を考慮して、お好みの温泉地を選びましょう。
大晦日の旅行を格安で楽しむ方法!穴場スポットに行こう!?
せっかくの大晦日だし、お金をかけずに2人で出かけたいけど、定番の行き先にはときめかないし・・というカップルに、おすすめな穴場スポットを2つ紹介します。
まず、調べてみたいのが、日帰りのバスツアーです。
意外なことに大晦日にも出発日の設定があり、各種日帰りツアーが揃っているので、行き先のアイデアを得るためにも一見の価値があります。
バスツアーの強みは、お手頃な料金とハンパないコスパの良さにあり、カップルでも存分に活用できます。
穴場スポットその1は、世界遺産の富士山とその周辺の自然豊かな山麓の街々です。
都心からは、それほど遠くない適度な移動距離で、冬の澄み切った空気に富士山麓の美しさが映え、心が洗われる年の瀬を過ごせます。
大晦日は、霊験あらたかな神社を巡り、初詣の混雑や喧騒を避け、静かに一年を振り返る年末詣に適した機会です。
また、河口湖富士山パノラマロープウェイから眺める、雄大な富士山の姿は圧巻です。
外散策で冷えた体をほっこりと癒やす、富士山麓の温泉地での入浴付きツアーもあり、一年の最後の日に、露天風呂から雪化粧した富士山を望むのは何とも乙です。
穴場スポットその2は、群馬や栃木、南房総等にある農園でのいちご狩りと温泉の組み合わせです。
大晦日にいちご狩り?と驚かれるかもしれませんが、いちごはビニールハウスの温室で栽培されているので、12月でも食べ頃です。
田舎で自然と触れ合い、新鮮な空気を吸い込んで、お腹も満足なら言うことなし。
さらに、温泉で体の芯から温まり、一年を振り返りながらリラックスできるのも魅力です。
バスツアーなら、車を運転する必要や乗り換えの心配もなく、効率的に見所を訪ねることができます。
価格も良心的で、昼食も料金に含まれているか、適地を案内してもらえるので、アレコレ考えたり迷ったりする面倒もなく、スムーズなお出かけが実現します。
まとめ
大晦日の旅行で人気の高い行き先と言えば、温泉やリゾート地、スキー場等ですが、繁忙期の価格の高さと行楽先の混雑が少々難点です。
カップルで大晦日を過ごすなら、カウントダウンイベントのあるテーマパークやイルミネーション見学、貸し切り温泉が、普段と違う楽しみ方ができ、2人にとって特別な思い出が残せます。
コストをかけなくても、大晦日にカップルで満喫できる穴場スポットには、これぞ日本という富士山周辺や、自然豊かな郊外の農園で新鮮な果物を味わったりと、意外と身近で手軽な場所があります。
大切な人と喜びや感動を共有するからこそ、一度しかない瞬間が、かけがえのないものになり得ます。
今年の大晦日には、2人で旅行に出かけて、充実した一年の締めくくりにしませんか?