毎年5月の第2日曜日は、年に1度の母の日。
2020年は5月10日です。
いつもギリギリになってしまう母の日のプレゼント選び、もう今年はお決まりですか?
年老いた自分の母親へ何を贈ろうかとあれこれ悩んでいる時に「何か欲しいもの、ある?」と中学生の娘から聞かれると、そうだ自分も母親になったんだと実感します。
でも娘にあげている毎月のお小遣いは微々たる額だし、そんなに気を使わせたくないという思いもよぎるはずです。
娘の気持ちを有り難く受け止め、中学生が買える範囲のプレゼントをリクエストするなら何が良いでしょうか?
予算は1,000円前後が妥当で、多くても2,000円までが中学生には無理のない額。
料理好きなら毎日身に付けるエプロンや、皿拭きが楽しくなる北欧デザインのキッチンタオルなど、実用性も兼ねたキッチングッズをお願いできます。
コスメ系のプレゼントには、お洒落で可愛いLUSHのバスボム(入浴剤)やフルーティーな香りで見た目も綺麗なTHE BODY SHOPのシャワージェルセット、水仕事で荒れた手先を整えるロクシタンのシアクリームのリクエストがおすすめ。
幾つあっても嬉しいプチプラアクセサリーやマニュキュア・香水も、中学生の娘さんにとっては選びやすい母の日ギフトです。
選ぶ方もワクワクする100均の高見えピアスやカラフルなマニュキュア、見た目も可愛い香水は、ラッピングのアレンジを加えてもコスパの良さが光ります。
忙しい兼業ママは、ホッと一息つけるフレーバーティーや、日持ちが良くて扱いやすいミニマカロン、焼き菓子のマドレーヌやフィナンシェの詰め合わせ等のスイーツを頼んで気分転換に。
もちろん、心のこもった手作りのカードと「母への愛」が花言葉の赤いカーネーションのミニブーケの定番プレゼントも何度もらっても嬉しいですよね。
コストをかけずに「あなたの作った美味しいカレーライスやハンバーグが食べたいなぁ」と娘さんに夕食の準備の手伝いをお願いしてみるのも良いかもしれません。
中学生が細々とお小遣いをやりくりして購入する母の日のプレゼントは涙ぐましい努力の結晶。
思いやりが沢山つまったプレゼントだから、何をもらっても大満足です。
ヴァンクリーフは60代の母に贈るプレゼントにはふさわしくない!?
母親が60代ともなれば、思いつくプレゼントは過去の母の日に渡してしまったような気がします。
最上の良さが映える円熟した年代なので、少々値の張った本格派ジュエリーのプレゼントがそろそろ出番かもしれません。
良く見かける四葉のクローバーを模ったワンポイントのモチーフが可憐で上品な宝飾ブランドのヴァンクリーフ。
アラサーの大人女子を始め、30~40代のキャリア女子や多くの芸能人の間で密かな人気を呼んでいます。
還暦を過ぎた母へのギフトには、ちょっと若々しすぎてふさわしくないかなと悩むことはありません。
何故ならヴァンクリーフの生まれ故郷であるフランスでは、気品あふれるシンプルでも重厚なデザインを長年大切に愛用してきた50~60代のマダムの間で、絶大な支持を集めているからです。
パリ5大宝飾店に名を連ねるモナコ王室御用達の老舗で、幸運・健康・愛を込めたゴールドで囲まれたクローバーのアルハンブラシリーズは、時代を越えた輝きを放ちます。
ブランドや商品の背景を理解すると、違いの分かる年配の女性にも最適な一品だと分かります。
ティファニーやブルガリ、カルティエなどの大手ジュエラーはどちらかと言えば若い世代向け。
ヴァンクリーフは、真の大人の女性が更に輝くアクセサリーです。
ヴァンクリーフのコレクターではない60代のお母様には、定番のビンテージアルハンブラのモチーフペンダントがイチ押しです。
目立ちすぎない存在感なので、身に着ける機会や洋服を選ばないのが良さ。
マザーオブパール(真珠の母貝である白蝶貝)や赤、緑のクローバーならワンポイントになって個性も出せます。
小振りで繊細なスウィートアルハンブラシリーズも、さり気のないカジュアルさが人気。
マザーオブパールを使ったパピヨン(蝶)のモチーフペンダントが注目です。
ロングネックレスやブレスレット、イヤリングも幅広く揃っているので、お母様の使い勝手に合わせて選びましょう。
意外にもヴァンクリーフではふくろうのブローチなど、遊び心のあるラッキーアニマルズコレクションも展開しているので母親世代には一見の価値ありです。
物欲のない母へのプレゼントはどうすれば?普段の会話がヒント!?
母の日が近づいて、ますます焦るプレゼント選び。
「あなたが元気でいてくれるのが何よりのプレゼントよ!」なんて、自称“気持ちだけで嬉しい派”の物欲のない母へのギフトは、一体どうしたら良いのでしょうか?
かと言って、そんな言葉を真に受けてしまうほど、ナイーブな子どもでもありません。
そんな時は、母との普段の会話の節々にヒントがあるかもしれないので、しっかりとアンテナを張り巡らせておきましょう。
「あそこの通りに新しく雰囲気の良いイタリアンがオープンしてたわよ?」とか、「この前お友達と出かけて、チューリップやポピーの花畑が綺麗だったわ!」など、ふむふむなるほど、母の趣向をつかむヒントが意外とあるではないですか。
物ではなく心使い、一緒に何かを共有する思い出体験に重きを置くというお母様には、母の日に飛び切りのレストランに招待して特別なグルメを味わい、親子でゆっくりと気の置けないひと時を過ごすのがおススメです。
普段使いではない、スペシャルなレストランを選んで、そのレストランの名物メニューをオーダー。
母の好みに合わせて、とっておきの和食懐石からポッシュな洋食まで豊富な選択肢から気負いなくピックアップできます。
少しおめかしして、ホテルのアフタヌーンティーに招待するのも一案です。
スタイリッシュな異空間で、極上のスイーツと香り高いお茶を嗜むのは乙なものです。
形に残るプレゼントではなくて、あくまでも込められた気持ちを大切にしたいという母殿なら、スタンダードなお花のギフトが間違いありません。
色鮮やかで豪華な花束やアレンジメントフラワーは、ほのかな香りが漂うリラックス効果と、気分の上がる豪華な見た目で、いつもらっても幸せ気分に浸れるパーフェクトなプレゼント。
カーネーションに限らず、母好みの花を選んで「感謝」の意を表す12本のダズンフラワーにアレンジして贈ってみても素敵です。
もし、どうしても決めかねるという場合には、グルメやお花、雑貨等が自由に選べるカタログギフトを奥の手として活用してみてみるのも悪くありません。
まとめ
5月10日の母の日は、いつも忙しくしているお母さん達へ感謝の気持ちを伝える日。
中学生の娘から欲しいものを聞かれたら、お小遣いの範囲で買えるキッチングッズやプチプラコスメ、ミニスイーツをリクエストするのが良いでしょう。
60代の母へは、ちょっと気合を入れて本格派ジュエリーのヴァンクリーフを贈るのも、成長して独立した証を示す特別なギフトになっておすすめです。
気持ちだけで十分という控え目な母へは、一緒に食事を楽しみ思い出に残るひと時を過ごしたり、何度もらっても嬉しい花束をプレゼントして、飛び切りの笑顔を見たいものです。 今年の母の日には一体どんな幸せドラマが待ち受けているのでしょうか?