紅葉を眺めに行くことが、なぜ「狩り」という言葉をつかうのでしょうか?
本来「狩り」の意味は、獣などを捕まえるという意味で使われていますよね。
それが鳥や小動物を捕まえる意味に広がって、さらに果物を採る意味に使われるようになって、最終的に草花を眺めたりする意味に使われるようになったようですね。
「狩り」が草花を眺めたりする意味になったのは、平安時代に狩りをしない貴族が自然を愛することを例えている、という説があるみたいです。
草花を手に取って眺めたことから考えられたそうですね。
では、紅葉狩りに行くときの持ち物とかは何が一体いるのでしょうか?
紅葉狩りに行くときの持ち物は?防寒グッズだけは忘れずに!?
紅葉を見に行く場所が山などの自然の中を散策するのか、有名な神社·寺院の庭園の中を散策するのかで、持ち物が変わってきます。
山と街の中では、やっぱり天気なども変わってきちゃうので準備する持ち物や服装も、その時に対応してる物にしとかないと、後で大変になっちゃいます。
1-1.山などの自然の中の場合(服装)
- 服装は、歩くことが多いので着脱しやすい服装(通気性·保温性がある素材が良い)
- ズボンも伸縮性がある方がヒザへの負担も軽い
- 履きなれている軽量スニーカーを履く(できたら、靴底が耐久性あって防水性が良い)
- 山は天気が変わりやすいので、ウィンドブレーカーやジャケットも入れておく
1-2.山などの自然の中の場合(持ち物)
- ショルダーバッグよりも、リュックサックの方が良い(バランスが取りやすく、両手が使えるから)
- 水やお茶などの水分補給できる物
- 疲労回復ができる非常食(カロリーメイト·ドリンクゼリーなど)
- タオル数枚(汗ふき用と防寒用)
- 医薬品(胃腸薬·バンドエイドなど)
- 保険証
- 紐付きの帽子
- 日焼け止め
- 予備の携帯電話のバッテリー
2-1.神社·寺院の庭園の場合(服装)
- パンプスは、砂利や坂道を歩くときに歩きにくいし、拝観するときに靴を脱ぐ機会が多いからロングブーツは避けて、歩きやすいスニーカーを履いた方が楽
- 場所によったら拝観に待ち時間がある時もあるため、体温調節ができる服装がベスト
- 夜のライトアップに行く場合は、冬用の上着を持参して防寒対策をする
2-2.神社·寺院の庭園の場合(持ち物)
- マフラー·ストールなどの軽く羽織れる物
- 拝観する時、靴を脱ぐため足元が冷えないようにスリッパ
- 帽子
1.2.両方に共通するのは、その場所でのマナーをキチンと守ることですね。
紅葉狩は能の有名な曲目。五番目物のうちの鬼退治物である!
平維茂(たいらのこれもち)が、帝の命令によって、信濃の隠れ山に住んでいる鬼を退治しに向かいます。
その話を聞いた鬼は美女の姿に変身し、紅葉狩りの酒宴を開催して維茂(これもち)を誘い入れます。
お酒を沢山薦めて酔い潰してしまいますが、石清水八幡宮の使いの神が夢の中に現れ、宝剣を授けて、維茂(これもち)を目覚めさせます。
そして、鬼は正体を現して維茂(これもち)に襲いかかりますが、宝剣で鬼を退治して、無事に都へ戻ります。
これが、五番目物の鬼退治の「あらすじ」になります。
有名な能の代表作品になっています。
この能の「紅葉狩」も、由来の一部になっています。
まとめ
紅葉の見ごろ=秋というイメージが強いですが、山などの自然の中にある紅葉を見に行くときに準備するものが、これだけ沢山あるんです。
紅葉狩りを調べてみると、最小限の荷物で軽くって思ってたのが、ちょっとしたアクシデントに対応するためには色んな準備をして行かないと行けないんですね。
紅葉つながりで調べたのですが、能の作品の中にも「紅葉狩り」という作品があるなんて!
参考程度に「紅葉狩り」の作品を紹介したのですが、面白そうなのでもっと調べて、上演があるなら見に行ってきます!