牡蠣は美味しいですが、あたると怖いので食べたいけど悩んでしまいますよね。
牡蠣にあたる原因は「食中毒の場合」と「牡蠣アレルギーの場合」があります。
どちらの原因か見分ける方法は、
- 食べてから1~2時間ほどで症状が出たら「アレルギー」
- 半日~2日後くらいに症状が出たら「食中毒」
あたるとでる症状は、
- 下痢
- 嘔吐
- 腹痛
- 吐き気
ですがノロウィルスなどの食中毒に感染してしまうと1~2日くらいは、「激しい下痢」や「激しい嘔吐」が続いてしまいます。
アレルギーは、突然起こるものなので気になる人は病院で血液検査などで調べてもらうといいかもしれません。
牡蠣の栄養価は?ビタミン類、ミネラル、アミノ酸、タウリンなど?!
牡蠣は生で食べても、フライなどのように加熱して食べて美味しい食材ですね。
そして牡蠣には体に大切な栄養価が沢山含まれています。
- 貧血予防などの効果がある「ミネラル」
※この「ミネラル」の中には「鉄」・「銅」・「亜鉛」などの血液の巡りや機能を良くするために欠かせない成分が含まれています。 - 肝機能をアップさせてくれて二日酔いなどに効果のある「アミノ酸」
- 栄養ドリンクにも入っている「アミノ酸」の一種である「タウリン」
※ちなみに「タウリン」には、コレステロールの上昇を抑制する効果や血圧を正常に保たせる効果・生活習慣病の予防に役立つとされています。 - 疲労回復やお肌をキレイにする効果のある「ビタミン類」
- 赤血球の中にある「ヘモグロビン」の生成を助けるとする「ビタミンB12」
このように「牡蠣」の中にある栄養成分は、私たちの体の中には無くてはならない大切な栄養源が沢山入っているんですね。
なので「牡蠣」の別名は「海のミルク」とも言われています。
牡蠣の旬は夏!冬は思い込み?本当は、いつでもおいしい!?
牡蠣の旬ってよく聞くのは「冬」じゃないですか?
冬の寒い日にする鍋の中に旬の牡蠣を入れて食べる人も多いと思います。
ところが、地域によったら牡蠣の旬が「夏」の所もあるんです。
実は牡蠣の種類は2種類「真牡蠣」と「岩牡蠣」に分けることができるんです!
この2種類の牡蠣は形も味も違うし、産地も旬として出荷される時期も違うんです。
①岩牡蠣
- 旬は夏で6月~9月
- 産地は日本海側
- 産卵期(6月~10月)の数ヶ月に時間をかけて、ゆっくりと産卵するために、殻と身がとても大きく育つのが特徴
- ジューシーな味わいで「天然」と「養殖」がある
②真牡蠣
- 旬は冬で11月~4月
- 産地は太平洋側
- 産卵期(6月~10月)は岩牡蠣と同じですが、一気に沢山産卵
- 産卵後は牡蠣の体内の栄養分が落ちてしまうため、産卵期にかけて 栄養分を蓄えている冬が旬になる
- 岩牡蠣よりかは身は小ぶりになる
- 小ぶりになる分、クリーミーさは増している
- ほとんどが養殖になる
牡蠣は2種類に分けられて、夏と冬に旬があることから1年中が旬に近いです。
なので、その時期その時期に旬の美味しい牡蠣を食べることができます。
牡蠣の旬はいつ?広島で出荷は10月~5月、旬の時期は1~2月!?
広島の牡蠣の出荷は10月~5月くらいなのですが、旬とされているのは「年明け」からの1月~2月くらいとされています。
その時期の広島の牡蠣は、体内の中に「グリコーゲン」がたっぷりと蓄えられているので「美味しさ」の源でもあると言われているので旬な理由になっているんです。
広島で一番人気の牡蠣は江田島の牡蠣で、冷たい水で締まってプリプリでジューシーな身が詰まっています。
江田島の牡蠣は清浄地域(広島県で定められた指定海域で、生食用として出荷が認められている地域)で育てられているため、新鮮で美味しい牡蠣を食べることができるんです。
広島には「牡蠣のプロフェッショナル」がいて、育成から管理まで全てを徹底して行なっているので、他の地域では出来ない牡蠣を作ることができるんです。
広島にとって牡蠣は地域のシンボル的な存在にまでなっています。
夏が旬になる牡蠣もあります。
主に日本海側で多く養殖されている岩牡蠣は、産卵期が真牡蠣とは異なり、6月~8月の夏が旬になります。
牡蠣小屋で広島のおススメ!やっぱり沿岸部のかき小屋?!
広島の名物といえば「牡蠣」です!
地元の人すらも絶賛している水揚げ仕立ての新鮮で美味しい牡蠣を食べることが出来るのは、沿岸部にある数少ない「かき小屋」なんです。
美味しい広島牡蠣を食べることの出来るオススメの「かき小屋」3つを紹介したいと思います。
その①…「草津かき小屋」
こちらは、牡蠣の養殖業者が直接運営している新鮮さが一番の「かき小屋」です。
牡蠣の養殖が盛んな草津港の業者が、その日の朝に水揚げされたプリプリの牡蠣を格安のお値段で出してくれます。
その②…「島田水産」
こちらは、300年の歴史がある老舗の牡蠣業者が運営していて、漁師の人たちがオススメしているお店です。
宮島沖の大野瀬戸という場所で育てられた新鮮な生牡蠣だけを出してくれるお店となっていて、港から直結していて大ブリの牡蠣が出てきます。
その③…「かき小屋宇品店」
お店のイメージキャラクターの「ミルキー鉄男」は、少々ダサい感じはしますが、独自のルートで仕入れた新鮮な牡蠣を格安で食べることができるので、休日でも長蛇の列ができるほどです。 逆に言えば、この「ミルキー鉄男」のキャラのダサさが愛着が湧いたりすることも、新鮮な牡蠣が食べれるだけじゃなく思い出になるから流行っているのかもしれませんね。
まとめ
牡蠣の旬は「冬」だと思っていましたが、まさかの「夏」と「冬」に旬があったんですね。
牡蠣のイメージは鍋の具材に入っていたりするので「冬」なのかなって思っていましたが、夏に食べれる「岩牡蠣」があるというのが分かりました。
よく考えてみれば「カキフライ」は、どの季節でも食べれていますよね。
天然の牡蠣は中々数が出来ないかもしれませんが、養殖なら食べられますね。
また、宮城と並んで、広島の牡蠣が名産であることは有名ですが、「かき小屋」のことはあまり知りませんでした。
広島といえば「もみじ饅頭」や「広島焼」も思い浮かびますが、地元の人の穴場スポット的な「かき小屋」の存在も知ることができました。
広島へ行った際にはオススメの「かき小屋」に行って、新鮮な広島牡蠣を堪能しちゃってくださいね。