ホットアイマスクの効果として、目のくまがなくなるって本当?!

ホットアイマスク 効果 くま

残業や飲み会続きで、ふと鏡を見ると、どよーんとした目のくまがはっきりと見えて、ドキッとした経験はありませんか?

コンシーラーで隠すのも、もう限界!で、目のくまを消す根本的な方法を知りたいところです。

目の疲れを取るには、ホットアイマスクが効果的ですが、目のくまにも効き目があるのでしょうか?

結論から言えば、目のくまの種類によって、ホットアイマスクでくまを目立たなくすることが可能です。

特に、血行不良による青くまには効果てきめんです。

目のくまには、その色により3つのタイプ、青くま・茶くま・黒くまに分かれます。

色の判断が少々難しいですが、目の下の皮膚を下に引っ張るか、目尻を軽く引っ張った時に色が薄くなるくまは、青くまです。

青くまの原因は、冷えや疲れ、睡眠不足により代謝が下がり、血液がスムーズに流れず引き起こされたうっ血です。

まぶたや目の真下の皮膚は、平均0.6mmという薄さで、皮下の状態がダイレクトに映し出されます。

皮下には、体の隅々にある細胞に酸素や栄養を届ける毛細血管が所狭しと張り巡っていて、血流が停滞するとその間に血液中の酸素が使われてしまいます。

うっ血状態となり、酸素が減った血液は色が暗くなり、目の下の青くまとして透けて見えてくる訳です。

ホットアイマスクで目の周囲を温めると、毛細血管が広がり、血行が良くなります。

血行が良くなれば、青くまも自然に消滅します。

それでは、茶くまや黒くまは、ホットアイマスクで解決できるのでしょうか?

茶くまは、皮膚を引っ張っても消えないのが特徴で、日焼け等の色素沈着によるものです。

残念ながらシミの一種なので、ホットアイマスクでは効果はありません。

黒くまは、見上げた時にうっすらとするくまです。

加齢により目の周囲にある筋肉が衰えた結果のたるみが原因なので、ホットアイマスクによる効果は期待できません。

ホットアイマスクの効果として、目のむくみが取れるって本当?!

ホットアイマスク 効果 むくみ

目のくまと同じくらいネガティブな印象のある症状が、目のむくみです。

朝起きてびっくり、目が腫れぼったくパンパンで、別人かと思った経験は、誰にでもあるのではないでしょうか。

むくみの主な原因は、血液やリンパの循環不良により、不要となった老廃物を含んだ水分が、肌の内側の細胞に蓄積されるからです。

ホットアイマスクなら、熱で血流が良くなるので、目のむくみも解消できます。

可能であれば、ホットアイマスクで温めてから冷水で引き締める“温冷方式”をリピートすると、より効率的に目のむくみが取れます。

寒暖をつけた刺激により、血管が収縮と拡張を繰り返すので、水分や老廃物排出のスピードアップができます。

目のむくみを取るためには、リンパ液の循環にも注目しましょう。

リンパは言わば、血液と細胞の橋渡し役を担っています。

血液が運んだ栄養で、細胞が代謝して、老廃物を排出します。

リンパ液は老廃物の収集を担当するので、リンパの流れが悪いと、余分な水分や老廃物が細胞に溜まったままとなり、むくみにつながります。

血液のような心臓と言うパンプを持たない、リンパ液の循環を促進するには、筋肉の収縮やマッサージが効果的です。

ここでも、ホットアイマスクによる温暖作用が、まぶたや目の周囲の筋肉の緊張をほぐして、リラックスした状態を生みだすのにも一役買います。

また、目は人間の活動と休息の源となる自律神経と深く繋がっています。

自律神経は、血行を管理しているので、ストレスを受けると血管を収縮させ、血行が悪化してしまいます。

ホットアイマスクがもたらすリラックス効果で、自律神経のバランスが整い、血流もスムーズになります。

目のむくみの解決手段として、ホットアイマスクは最適と言えます。

ホットアイマスクの効果として、まぶたが二重になるって本当?!

ホットアイマスク 効果 二重

目元の見ため改善に、大活躍のホットアイマスク。

まさか、まぶたを二重にすることもできるのでしょうか?

確かに、ネットではそんな噂で持ちきりになっています。

ホットアイマスクで、遂に憧れのくっきりパッチリの二重まぶたが手に入るなら、試す価値ありです。

現実は、悲しいかな、ホットアイマスクだけの効果で、まぶたは二重にはなりません。

しかし、まぶたの腫れやむくみが取れるので、目元をスッキリさせ、目を大きく見せるプラス作用が働くので、ホットアイマスクの利用は全く無駄ではありません。

ホットアイマスクは、まぶたの血液やリンパ液の循環を良くし、皮下に蓄積した余分な水分や老廃物を取り除くことにより、むくみを取ることができます。

むくみが取れると、まぶたをより高く持ち上げられ、目が見開き、目ぢからの要である黒目部分が大きく見えるようになるのです。

そして、一重か二重かを分けるのは、まぶたの皮膚の厚さによります。

皮膚が厚ければ、まぶたは折り込まれず一重になります。

日本人は厚めのまぶたを持ち、まぶたの皮下脂肪も多いのが特徴で、まぶたに付いた余分な脂肪を減らすことができれば、目元がパッチリします。

まぶたの脂肪を取る方法は、美容整形以外では中々難しい所ですが、まぶたを持ち上げる小さな筋肉である眼瞼挙筋のトレーニングや、目元まわりのマッサージと合わせて、全ての静脈の通り道である首のマッサージを取り入れ、血液やリンパの流れを向上させて、メリハリのある目元作りに役立てましょう。

スッキリ大きな目を手に入れるには、ホットアイマスク・まぶたのダイエットと筋トレ・マッサージの相乗作用が鍵となります。

まとめ

ホットアイマスクの利用により、目元を温めることで、血液やリンパの流れを改善し、目のくまやむくみを取ることができます。

目のくまには、様々なタイプの原因があるので見極めが重要で、うっ血による青くまを解消するには、ホットアイマスクが非常に効果的です。

残念ながらホットアイマスクで二重まぶたを生み出すことはできませんが、まぶたのむくみを取り除き、目を大きく見せることができるようになる利点はあります。

目は口ほどに物を言う、のことわざ通り、目ぢからの持つパワーは計り知れないものがあります。

ホットアイマスクの効果で、目元の印象を良くし、疲れ顔にさよならしませんか?