ホットアイマスクの作り方をいろいろ紹介!コスパは?持続時間は?!

ホットアイマスク 作り方

コンピューターにスマホと、目は想像以上に酷使されています。

目に少しでも癒やしを与えることのできる、ホットアイマスクは毎日でも使いたい便利品です。

市販のホットアイマスクも充実していますが、頻繁に使うなら自作するのが一番。

手作りの良さは、ホットアイマスクの出費を気にすることなく、思う存分、気兼ねなく使える点です。

まずは、手作りしたらどれくらい節約できるのか、把握してみましょう。

市販のホットアイマスクには、一回毎の使い切り・使い捨てタイプや電子レンジで加熱して繰り返し使えるタイプ・USB充電式ホットアイマスクがあります。

使い捨てタイプは、一枚60~100円前後。

外出時や旅行等、身軽に済ませたい携行用としては便利ですが、一日に1枚使うなら結構な出費になります。

繰り返し使える小豆などが入ったマスクは、250回程度使えるという触れ込みで約700円程度です。

コスパ的にはそれほど悪くありませんが、乾燥国産小豆が1キロ1000円前後、海外産だともう少し安めという小豆の値段を考えると、決して安上りではありません。

USBによる充電式ホットアイマスクは、機能性によりますが約2000~5000円です。

どんな感じか試してみたいと、気軽に購入するには躊躇する価格です。

また、節約ばかりで効果が劣っては意味がありません。

価格と共に知っておきたいのが、温かさの持続時間です。

使い捨てタイプの持続時間は約20分、繰り返し使えるマスクは約5分、充電式マスクは15~60分等タイマーでお好みの長さを選べます。

目のリフレッシュには、短い時間温めるだけでもかなり違うので、短時間の持続でも、回数多く温められるマスクがおすすめです。

また温め方が、水分を伴う湿熱なのか、電熱による乾熱なのかも重要ポイントと言えます。

蒸気を伴う湿熱であれば、人体のより奥深くへ熱を伝えるので、深部からしっかりと温め、短時間でも高い効果が得られるからです。

小豆は水分を多く含み、温められると湿熱を発するため、手作りホットアイマスクの素材としては定番となっているわけです。

続いて、他にもお家にあるものを活用して作るホットアイマスクを紹介します。

手作り?と聞くと難しく感じますが、百聞は一見に如かずで試してみましょう。

ホットアイマスクの作り方!タオルを使った簡単・手軽な方法!?

ホットアイマスク 作り方 タオル

時代はエコです。

コスパだけじゃなくて、使い捨てのホットアイマスクは環境にも優しくありません。

小豆の常備もしてないし、アイマスクを夜なべして縫ってる時間もないけど、今すぐにしょぼしょぼで乾いた目を何とかできる方法はないの?

そんな緊急の場合にもすぐに準備ができる、濡れタオルを電子レンジで温めたホットアイマスクなら、とても簡単でお手軽です。

ハンドタオルを水にくぐらせ、軽く絞って水気を切り、くるくると丸めます。

言わば、喫茶店や理髪店で出てくるような、おしぼりを作る要領です。

丸めたタオルを、耐熱皿に乗せて、40~60秒程、電子レンジで加熱します。

タオルは、ラップに包んだり、ジップロックに入れて温めても大丈夫です。

くれぐれもやけどには注意しましょう。

濡れタオルが含んだ水分が温められて、蒸しタオルに早変わりします。

即効性がある上、実用的なホットアイマスクです。

蒸しタオルを両目の上に乗せて、3~5分程度の間じっくりと温めます。

目の周りの毛細血管が広がって、血液の循環を良くし、蓄積した老廃物を流します。

熱で筋肉がほぐれ、リンパ管も刺激されるので、余剰な水分も取り除かれむくみも取れます。

更に、温暖効果で自律神経のバランスが取れ、副交感神経が優位になって休息モードに上手く移行できます。

寝る前にタオルのホットアイマスクを使って目元を温めてあげると、リラックスして深い眠りにつけます。

一つ覚えておきたいのは、炎症や疲れから眼球が充血している場合は、ホットアイマスクで温めるのは逆効果となるので、注意が必要です。

蒸しタオルを使ったホットアイマスクは、そのシンプルさとは裏腹に、多くのメリットがあり、潤いある目を取り戻すことのできる日常的な目元のケアとして最適です。

ホットアイマスクの作り方!米を使った定番で簡単で有効な逸品!?

ホットアイマスク 作り方 米

スマホやコンピューターを見ない日はありますか?

あれやこれやと、就寝中以外は、何かしらの液晶画面を眺めている気がしますよね。

もはや、目の疲れは慢性化しています。

タオルを毎回濡らす手間もなく、温かさを長めに保てるアイマスクが欲しい場合には、お米を使ったホットアイマスクを作りましょう。

小豆はなくてもお米なら、自宅に常備されていることがほとんどです。

水洗いや調理の必要は一切なく、そのままの米粒でOKです。

木綿の手ぬぐいやタオルハンカチを折りたたんで、両目が隠れる程の長方形の袋型に整え、縫い合わせます。裁縫が得意でなければ、長めの靴下でも大丈夫です。

お米を適量入れて、縫い合わせて、密閉するだけ。

お米の分量は、お好みで構いませんが、一合が150gなので、目の上に乗せて重すぎない程度の重さで調整します。

長細いマスクの中で、お米が動いて偏るのを防ぐため、縫い目で小さなパーツ毎に仕切ったり、お茶パックに小分けして入れるのも良いアイデアです。

電子レンジで40~60秒加熱して、ホットアイマスクの完成です。

温めすぎるのはお米が焦げたり、発火する可能性もあるので、10~20秒間隔で様子をみながら適温にしましょう。

ほかほかの蒸気が立ち上り、約10~15分温かさが持続します。

乾いた温かさのカイロとは違った、潤いのある自然なぬくもりが実感できます。

でも、どうしてお米をホットアイマスクに使うのでしょうか?

それは、穀物であるお米が持つ、吸放湿の機能を活用できるからです。

お米にとって、最適な湿度は約60~70%、最適な水分量は15%前後です。

お米は生き物で、呼吸しています。

最適な環境を維持するために、空気に含まれる水分を吸収したり、取り込んだ水分を放出したりしてバランスを保っています。

加熱により、水分が温かい蒸気となって出され、じんわり深部へ届く天然の温暖スチームが生み出されます。

また、お米には熱を保温する特性があるので、温かさが長持ちするホットアイマスクにはピッタリです。

使用後は、お米の吸放湿の機能が働き、また湿気を取り込むので、3~4時間乾燥させれば、繰り返し使えます。

お米の劣化防止の為、ビニール袋に入れて冷蔵庫で保管すると、数か月は利用できます。

温かさの持続時間が短くなってきたら、中身のお米の取り替え時です。

まとめ

目の疲れを癒すのに、多大な効果のあるホットアイマスクは、手軽に手作りすることが可能です。

ホットアイマスクは、市販品として多く流通していますが、利用の頻度を考えると価格や効き目を十分に検討することが大切です。

すると、手作りのホットアイマスクの利点にも気がつくことができます。

懐や自然に優しいホットアイマスクとして、自宅にあるタオルやお米が活用できます。

芯から温めることができる湿熱方式のホットアイマスクが、自作できるのは大きな魅力です。

手作りのホットアイマスクを、是非一度試してみましょう。