グレープフルーツの防カビ剤は危険!発がん性や催奇形性が確認!

グレープフルーツ 防カビ剤 危険

輸入されたグレープフルーツに防カビ剤が使われているのをご存知でしょうか。

遠い国から輸入されるまでの長い時間に腐ってしまうのを防ぐ目的で使われています。

しかし、この防カビ剤は危険だという情報が少なからずあります。

グレープフルーツなどかんきつ類にはイマザリル、チアベンダゾール、オルトフェニルフェノールなどの防カビ剤が使われています。

イマザリルは妊娠中のマウスに与えると子のマウスに体重が増えにくくなったり、神経行動毒性が現れたといいます。

チアベンダゾールは妊娠中のマウスが毎日与えられると、お腹の子に奇形や骨格異常が現れたといいます。

また、同じくマウスにオルトフェニルフェノールを与えると、膀胱がんや腎臓への障害などを引き起こすことが分かっています。

このことからは、動物実験の段階では、発がん性や催奇形性があることがわかります。

ただし、人が普段食べるような量ではこのような障害が起こることは証明されておらず、人体には影響がないと考えられています。

少しでも可能性があれば不安になるのも分かりますが、普段少し食べるくらいなら大丈夫そうですね。

オレンジの防カビ剤の落とし方!洗っただけでは全く効果なし?!

オレンジ 防カビ剤 落とし方

オレンジにも防カビ剤が使われていて心配になることありますよね。

でも安心してください。

防カビ剤を落とせるって知っていましたか?!

どのように落とせばいいのでしょうか?

一番簡単に思いつく方法としては水洗いですが、北海道消費者協会が行った実験では、水洗いはイマザリルが21%、チアベンダゾールは38%除去できると報告しています。

しかし、一番除去できる方法としては、使ったり食べたりする前にゆでることです。

ゆでることでイマザリルは61%、チアベンダゾールは90%除去できると結論付けています。

ついで、塩もみすることでイマザリルは39%、チアベンダゾールは79%除去できます。

しっかり防カビ剤を落としたいときには、ゆでる方法をオススメします!

オレンジは防カビ剤不使用を選ぶべし!防カビ剤の怖さを知れば・・・

オレンジ 防カビ剤不使用

輸入オレンジには、輸入までの長い時間で腐らないように防カビ剤が使われています。

オレンジを含めたかんきつ類には、さまざまな防カビ剤が使われています。

動物実験では、妊娠期に与えられるとお腹の子に奇形や骨格異常を起こすもの、発がん性のあるもの、腎臓の障害を引き起こすものなどさまざまです。

これを知ると、いくら動物実験の段階とはいえ防カビ剤の怖さが分かりますね。

でも、人体に影響が出るほどの量が使われていた場合、輸入できない決まりになっていますから普段食べるくらいでは問題ありません。

しかし、少しの危険も避けたいな、という気持ちはよく分かります。

特に妊娠中は、お腹の子どもは自分しか守れませんから。

そんな時には防カビ剤不使用のものを選びましょう。

輸入のかんきつ類には防カビ剤が使われていることが多いですが、使用されている場合は陳列棚や商品に防カビ剤使用の掲示がされています。

また、防カビ剤は国内産のかんきつ類には使われていないので、国内産を選べば大丈夫ですよ。

まとめ

グレープフルーツの防カビ剤には動物実験の段階で発がん性や催奇形性があることがわかっている。

しかし、人体には影響はないといわれている。

オレンジの防カビ剤を一番除去できる方法は使ったり食べたりする前にゆでること。

ゆでることでイマザリルは61%、チアベンダゾールは90%除去できる。

オレンジの防カビ剤不使用のものを選ぶ場合は表示をみればよい。

国内産のものであれば防カビ剤は使われていない

できれば避けたい防カビ剤。

少しでも健康に生きたいですよね。

かんきつ類を選ぶときは、表示に気をつけて購入してくださいね。