出汁パックって時間がないとき気軽に使えていいですよね。
私などは時間があっても出汁パックに頼ってしまうときがあります。
昆布や鰹節をけずって使う本格的な出汁と、化学調味料の中間に位置している感じですよね。
出汁パックは、だしを削ったものをパックにしています。
パックにはなっていますが、なかには8種類ほど出汁が混ざったパックも売っています。
出汁パックは決して味が薄いのではありません。
化学調味料を使っていた人は、その味に慣れてしまっていて、味が薄く感じるのです。
もし、薄く感じるのであれば、基本的な使い方が載っていると思いますが、通常1リットルに対し1パック使う所を2パックにするとか、2パックにして少し水を足すとか調整してみましょう。
濃い出汁と取る方法!昆布や鰹節、出汁の取り方間違ってますよ!
やっぱり「出汁」は料理の基本です。
特に日本料理は素材をいかす料理が多いので、出汁が料理を決めると言ってもよいでしょう。
昆布は、昆布と水に浸し、一晩冷蔵庫に入れます。
エキスを抽出するのに、一晩かかります。
・昆布・・7センチほど
・水・・400ml
鰹節は、一番だしと二番だしがあり、主に一番だしは、吸い物、みそ汁、茶わん蒸し、そばつゆ、うどんつゆ等に使われます。
二番だしは、濃い旨味が出ます。煮物、炊き込みご飯、鍋にむいてます。
一番だしの材料
・鰹節・・30グラム
・水・・1リットル
一番だしの作り方
1.鍋に水1,000リットルを入れ、沸騰したら火を止める。
2.削り節を30グラム入れて1~2分置く。
3.ざるに布またはキッチンペーパーをしいてけずり節をこして1分間おく。
4.だしとして800ml取れます(みそ汁4杯分ぐらい)
二番だしの材料
・一番だしからのけずり節・・30グラム
・水・・500ml
・追いかつお用けずり節・・4.5~5グラム
二番だしの作り方
1.鍋に一番だしの出しがらと水500mlを入れて火にかけ沸騰後、弱火で3~5分煮だす
2.1にけずり節4,5~5グラムを加えて1~2分間置く。
3.ざるに布またはキッチンペーパーをしいてけずり節をこして1分間おいて軽く絞る。
だしとして約440ml取れます。
だしの素とほんだしの違いはなに?会社がちがうだけ!?代用はある?
「だしの素」と「ほんだし」ってよく聞いたり、スーパーで目にすることがあると思いますが、違いってわかりますか?
あんまり気にしたことがないっていう人もいるかと思います。
答えは、販売している会社が違うのです。
・だしの素・・シマヤ
・ほんだし・・味の素
なので中身は基本的に一緒です。
もし、料理を作るときになって、だしの素やほんだしを切らしていることに気付いたら、めんつゆや白だし、昆布だしで代用することができます。
まとめ
料理をしたての頃は、「出汁」を理解することが大変でした。
そのまま、しょうゆや塩などが料理の味だと思っていたぐらいです。
出汁は料理に旨味を与えますから、料理は美味しくなります。
ここぞというときは、出汁をとることから始めて、時間をかけてじっくり料理をするのもよいですね。