結婚式の準備で一番悩むのが、実は音楽選びではないでしょうか?
使いたい音楽が次々に浮かんでも、入場から乾杯、ケーキ入刀など音楽による演出ができる場面は、10前後しかありません。
しかも、式全体のテーマにも配慮しながら、他の選曲ともバランスを取って・・と色々考えていると、“決断出来ないループ”に陥ってしまいます。
限られた選曲に決め手が見つからない場合には、聴き慣れた必然的に感動を呼ぶ名曲から選ぶと、当たり外れがなく安心です。
まずは、身近な邦楽からピックアップしてみましょう。
ケーキ入刀時にもおすすめの定番は、言わずと知れた名曲、安室奈美恵の「CAN YOU CELEBRATE?」です。
1997年の発表から、ウェディングソングとして長年にわたり、根強い人気で、結婚式で最も使われる曲の一つとして定着しています。
語りかけるようなイントロのサビで、永遠に続く愛を誓う歌詞が、末長い幸せを予期させ、幸せの涙を誘うこと間違いなしです。
また、歌い出しのメッセージとせつなさが感動的な、米米CLUBによる名曲「たとえばきみがいるだけで」も注目曲です。
ボーカルの甘い歌声と共に、結婚に至るふたりのこれまでを振り返る歌詞となっていて、心を揺ぶる一曲です。
1992年にヒットとなったラブソングですが、心に残るフレーズと優しい曲調で、幅広い聞き手に受け入れられます。
ポップでスタイリッシュに感動を高めたいなら、1996年の年間チャート一位を獲得した、久保田利伸の「 LA・LA・LA LOVE SONG」が最適です。
ときめき感のある出だしのサビと、2人のこれからの新たなドラマを予感させるお洒落な仕上がりで、ポップミュージックながらも胸にジーンとくるストーリー性の高さに、誰もが心奪われる一曲です。
邦楽の場合は、印象に残るメロディーラインも大事ですが、歌詞の内容がダイレクトに伝わってくるので、曲に込められた意味をじっくり吟味しましょう。
ケーキ入刀の曲で洋楽を使うなら有名な曲を!親も喜ぶ名曲を!?
邦楽だと歌詞の重みが深すぎると感じられるなら、洋楽からの選曲も良いですね。
しかし、洋楽も数えきれない程の良曲があって、選曲がスムーズにはいきません。
そこでおすすめしたいのが、サビの部分がよく知られた名曲です。
英語なので、思いを伝える曲というよりも、ケーキ入刀のムードを一気に高め、感動を覚える有名曲の選択だと、両親や親戚、上司にも分かりやすく喜ばれます。
洋楽名曲としてのイチ押しは、ホイットニー・ヒューストンの「I will always love you/オールウェイズ・ラブ・ユー」です。
1992年の映画「ボディガード」の主題歌で世界的なヒットを飛ばした超大作で、サビの“エンダ~”(And I~will…)は、言葉では伝え切れない感情の高まりを表現した、クライマックス部分です。
ケーキ入刀時にサビを合わせると、感動の効果が一気に倍増します。
両親が思わず微笑んでしまう、ラブソングの名曲と言えば、ビートルズの「All you need is Love/愛こそはすべて」も見逃せません。
世界に名立たるビートルズならではの、安定感あるサビのリフレインが心に残る一曲です。
世代を越えて、現代でも愛される大作で、確かな感動を呼び起こします。
そして、セリーヌ・ディオンの「My Heart Will Go On/マイ・ハート・ウィル・ゴー・オン」は、1997年公開の映画「タイタニック」でお馴染みの名曲で、こちらもサビの部分が感極まるおすすめの一曲です。
1992年の映画「アラジン」の主題歌、「A Whole New World/ホール・ニュー・ワールド」も、聞き入ってしまうサビのメロディーラインを上手く使うと、ケーキ入刀が胸にジーンとくる、印象に残る瞬間となります。
ケーキ入刀の曲をランキングで紹介!感動、涙の名曲はコレだ!?
邦楽・洋楽を問わず、多くの候補があって困難を極める曲選び。
まだまだ伝えたい、ケーキ入刀時に感動の嵐を巻き起こす、人気の曲をランキング形式で一挙に紹介します。
第一位は、MISIA「 Everything」です。
サビの盛り上がりと深い歌詞が、切ない歌声でしっとりと届けられ、思わずホロリとしてしまう、感動の定番曲。2000年リリースですが、結婚式では今でもその人気が健在です。
第二位は、EXILE ATSUSHI 「PRECIOUS LOVE」で、2014年に結婚情報誌ゼクシィのテレビCMに起用された落ち着いたラブソングです。
プロポーズから今後の決意まで、カップルとしての成長が想像できて、思わず涙がにじむ秀作です。
第三位は、絢香「にじいろ」です。
2014年のNHK連続テレビ小説「花子とアン」の主題歌で知られます。
新郎新婦がこれからも手と手を取り合って、愛しみながら人生を共に送るための応援歌を、澄みやかな歌声で届けます。
思いが込み上げる歌詞と切ないメロディーがよくマッチし、感銘を受ける一曲です。
第四位は、西野カナ「トリセツ」です。
2015年のヒット曲で、ポップで可愛く明るい楽曲ですが、永久保証付きの新婦の取扱い説明書の鋭さに脱帽してしまいます。
同時に、これからもよろしくという、新婦のいじらしさがヒシヒシと感じられ、胸が熱くなります。
第五位は、GReeeeN 「キセキ」です。
2008年リリースで、タイトル通りの出会った奇跡に感謝し、これからも2人で日常の何気ない幸せをかみしめながら、支えあって行こうという前向きな決意表明に、様々な思いが去来し、感動の涙があふれます。
しっとりと聞かせるバラードから、歌詞に込められた思いに胸が高鳴るポジティブな楽曲まで、忘れられないケーキ入刀の一瞬を思い出に刻みます。
まとめ
結婚式の山場の一つであるウェディングケーキの入刀には、じわじわと感動を呼び込む落ち着いた音楽を選択すると、盛大に場内が沸く派手めの曲とは一味違った雰囲気作りが可能です。
邦楽からの選曲なら、長らく結婚式の定番曲としての地位を不動のものとしている名曲が、的を外さない安心のクオリティと感情を揺さぶる効果的な演出を助けます。
歌詞の意味がダイレクトに伝わる為、メロディーと共に内容も十分に検討することが大切です。
ケーキ入刀時に、音楽の壮大さで感動を生み出したい場合には、洋楽がおすすめです。
とりわけ、サビの部分が強調されている名曲がポイントです。
時代の枠を越えた、聞き覚えのある名曲であれば、両親世代も感動の眼差しでケーキ入刀を見守ってくれることでしょう。
昨今の流行と定番を織り交ぜたおすすめの曲ランキングも参考にして、しっとりと聞かせる楽曲で、ケーキ入刀の感動の一瞬を、永遠の思い出に残しましょう。