ぐんぐんと気温が上がり、日射しの眩しい夏も本番。
灼熱の昼下がりはエアコンをガンガンに効かせた室内で涼むのも良いですが、外気温とのギャップに体調管理が難しいところです。
微風があれば、窓を全開にして天然の涼を呼び込み、体に優しく暑さをしのぐのに最適なのが網戸。
夏の暮らしには、蚊やコバエの侵入を防ぐ網戸の出番が増えますが、網戸に防虫スプレーを吹きかけたり、虫除けプレートを貼り付けたりと、虫除け対策は必須です。
終わりなき害虫との闘いだからこそ、コストを抑えた防虫であるのも重要で、こんな時はやっぱり100均ショップの出番。
DIYの駆け込み寺的存在となりつつある100均には、虫除けグッズも充実の品揃えがあり、網戸用の虫除けシートまで入手できます。
さらに、100均では虫除けシートを貼る際の、仮押さえに便利な網戸クリップも販売されています。
シートが動かないようラバー付きに工夫されたクリップですが、コスト重視派なら、自宅にある洗濯ばさみや書類用のクリップでも代用できるので、購入は不要です。
網戸の虫除けゴムは100均で買えば十分?太さと長さに注意?!
おうちのDIYブームは加熱の一方で、様々な材料を低コストで入手できる100均は頼もしい味方。
網戸の虫除け強化にも、100均で全てが揃ってしまいます。
網戸の虫除けゴムと言えば、網戸の縦枠の溝にはめ込んで窓ガラスとの隙間をブロックするゴム、または、虫除けシートを網戸に固定する押さえゴムがあります。
隙間をふさぐ虫除けゴムは残念ながら100均では取扱いがなく、その代わりとしてウレタンまたは起毛タイプの隙間テープの種類が拡充しています。
押さえゴムは、網戸シートの一新には欠かせないアイテム。
防虫網へ張り替えをするなら、おそらく劣化しているであろう押さえゴムも合わせて新品に交換するのがベストです。
慣れない張り替え作業の負担を減らす便利アイテムとして使えるのが、100均の網戸ローラー。
ピザカッターのような網戸張り替え専用のプラスチック製ローラーは、作業の効率をアップし、仕上がりの美しさにも違いを生む優れた小道具です。
ローラーの対極にある尖った部分で、押さえゴムを網戸枠の溝に仮収めしたら、後は一気にローラーで押さえゴムと虫除け網をはめ込んでいきます。
網戸枠の溝幅は、3~5mmという細さのうえ意外と奥深いので、素手では結構時間がかかってしまいます。
使用の機会は限定的ですが、網戸の張替えには後悔のない買い物と言えます。
100均で押さえゴムを購入する際に注意すべきなのが、太さの選択。
押さえゴムには3.5mmまたは4.5mmと、太さに違いがあるからです。
どちらのサイズが適しているかは、使用している網戸によるので事前に測定しておきましょう。
もし、サイズが分かりにくい場合は、これまで使っていた押さえゴムを外して確認ができますが、劣化で少し収縮している可能性もあります。
迷う場合は少し太めのサイズを選ぶと、防虫網と一緒に枠に押し込む際に、適度な引っ張り感が出て網がピンと貼れるのでおススメです。
そして、100均の押さえゴムの長さは7mが基本です。
めやすは、網戸上下の1枚分にフィットする長さですが、実際の網戸のサイズや枚数に合わせて、適量を準備します。
作業の途中で足りなくなってしまうことのないよう、予めのサイズチェックは忘れずに。
100均の価格と言えども、押さえゴムは十分に納得のいくクオリティであり、問題なく使用できます。
雨に濡れたり、太陽の光にさらされる押さえゴムは、使用による劣化が避けられません。
もともと定期的に交換するのが望ましいパーツでもあり、100均からの調達でも遜色なく活用できます。
網戸のフィルターを100均で用意する!小さな虫も大丈夫?!
風通しを良くし害虫をブロックする網戸は、雨風や直射日光にさらされて意外と消耗しています。
特に傷みやすいのは、網戸として最も重要な役割を果たすフィルター部分。
広範囲に貼られているので、小さな穴が開いてしまったり、網戸の枠から一部が剥がれてしまうなんてこともありがちです。
網戸のほんの小さな穴や些細な隙間は、虫除けには致命的なので定期的に網戸の状態をチェックして、早めの修繕を行いましょう。
網戸のフィルターの修繕や張り替えも、100均を使いこなせば自力で出来てしまいます。
100均の生活便利グッズは年々進化を遂げ、今では網戸のフィルターまで難なくゲット可能です。
おまけに張り替え作業がスムーズに進む、ローラーや仮留めクリップといった道具や、網と一緒に交換すると安心な網戸枠用の押さえゴムまで揃います。
ダイソーなら網戸用の防虫網という商品が、フィルターとして最適です。
気になる網目のサイズは、20メッシュまたは24メッシュから選べます。
メッシュの数は、一定の面積にマス目がいくつあるかでカウントされ、メッシュの数が大きい程、よりきめの細かなマス目になります。
ちなみに20メッシュだと網目の大きさは1.03mm、24メッシュだと0.84mmです。
網戸を通過して室内に侵入する極小害虫の典型であるコバエの体長は約1~2mmなので、防虫を意識するなら24のメッシュを選ぶとより安心です。
通常は、メッシュ数が高いほど価格も高めです。虫除けではなく、風通しを重視したいなら20メッシュ以下がおススメです。
もし、網戸に小さな穴が開いてしまい、全フィルターを張り替える程でなければ、100均で購入できるパッチタイプの補修シールを活用する手もあります。
メッシュのフィルターパッチを貼るだけで直ぐに破れた部分を塞げるので、応急処置にもピッタリです。
まとめ
害虫に悩まされる夏場は、網戸にも虫除けの工夫をして、少しでも快適に過ごしたいものです。
DIYのお助けグッズの宝庫である100均では、網戸に貼る虫除けシートも購入でき、張り替えの作業がはかどる便利な網戸ローラーも絶対買いのアイテム。
100均で揃う虫除けゴムは、防虫網を貼る時に必要となる押さえゴムで、太さが異なる2種類から選べるため最適なサイズ選びには注意が必要です。
網戸のフィルターで小さな虫までシャットダウンするなら、100均の防虫網はよりキメの細かい24メッシュがおススメです。
手軽な100均の防虫シリーズを最大限活用して、夏の害虫によるストレスを軽減しましょう。