掃除の工夫と知恵を伝授!場所ごとに目からうろこのお掃除方法!?

掃除 工夫 知恵

掃除は出来るだけ手短に、段取り良く済ませ、最小限の努力で最大限の成果を得たいと願うのは今も昔も変わりません。

おばあちゃんの知恵袋とは良く言ったもので、コーヒーかすや茶殻をまいて玄関のたたきを掃く、カップに付いた茶渋は塩で磨く等、目からうろこの工夫次第で面倒な掃除もストレスフリーに変換できます。

汚れやすいキッチンエリアで一番の難敵は、焦げや油のこびりつき。

ガスコンロの五徳やオーブンラック、換気扇などは、アルカリ性の洗剤または重曹を溶かしたお湯に30~60分程つけ置きして、最初に汚れを浮かすのがポイントです。

力任せにゴシゴシ磨く必要はなく、スポンジや歯ブラシで擦りつつ水洗いして仕上げます。

コンロや壁に付いた油汚れには、キッチンペーパーとラップの黄金コンビをフル活用。

汚れにキッチンペーパーを当て、洗剤をスプレーして浸透させ、ラップをかぶせてしばらく馴染ませると、汚れが落としやくなります。

タフな油汚れには、ラップの上からドライヤーで温めるのも効果的です。

キッチンに続き、重点的な掃除が必要なのが浴室。

湿気にさらされ、カビとの果てなき戦いが続きますが、洗い場のタイルに付いた黒カビにも、カビ取り剤を散布してからキッチンペーパーとラップでカバーして、浸透させる方式が最強です。

リビングや寝室で意外と目につく窓ガラスは、丸めた新聞紙をぬるま湯で濡らして絞り、上から下へ水拭きを。

水分が蒸発しないうちに、続けて乾いた新聞紙で仕上げ磨きをすると、インクの成分によりツヤが出ます。

窓掃除は、雨上がりなど湿度の高い曇りの日がベストで、汚れを見逃さないよう外側のガラスからキレイにするのがコツです。

定番の新聞紙以外にも、窓ガラスには炭酸水スプレーも威力を発揮します。

二酸化炭素の泡が汚れを浮き上がらせ、乾きやすいので拭き跡が残りにくいのが利点です。

本棚やテレビ台、電気のカサなどに積もった埃は、マイクロファイバークロスを使うと、静電気の力で簡単に取り除けます。

さらに、100均で購入できるマイクロファイバー製のお掃除手袋なら、ブラインドや細々としたオブジェのほこり取りもあっという間に完了します。

蛇口の水垢は100均グッズで簡単に落とせる!おススメなのは・・・

蛇口 水垢 100均

シンクをピカピカに磨いても、水回りが何だかくすんで見えるのは、蛇口についた汚れのせい。

ステンレスの蛇口がカルキで白く濁っていたり、蛇口の付け根に茶色の水垢がへばりついていたら、早めの対処が肝心です。

見て見ぬふりを決め込むと、汚れ落としがさらに大変なことに!

でも、面倒な蛇口の掃除には、100均の便利グッズを活用すれば、怖いものなしです。

水垢やカルキは磨き落とす必要があるので、機能性に優れたスポンジはマストアイテム。

とりわけ、ダイソーのお掃除グッズ「落ち落ちV」シリーズには、水垢や湯垢など用途に合わせて使い分けのできる形状の違うスポンジが豊富に揃い、期待を裏切りません。

蛇口にはトイレ・洗面台の水垢落とし専用の固形クリーナーが最適です。

手のひらサイズの消しゴムのような外見ですが、水に濡らして軽くこするだけという手軽さなのに、その効果には目を見張るものがあります。

さらに、水回りの汚れ落としの小道具として定着しているメラミンスポンジ同様に、水のみ・洗剤不要のスポンジであるダイヤモンドクリーナーも強力研磨ツールとして活用できます。

いずれにせよ、擦り過ぎると蛇口表面を傷つけてしまう恐れがあるので、軽くソフトに磨くのがポイントです。

蛇口掃除のクリーナーには、ほとんどの100均ショップで手に入る「多目的クレンザー」を使うと、仕上がりに違いが出ます。

特に、セリアの多目的クレンザーは、お掃除アイテムとして人気に火をつけた草分け的存在で真っ先にチェックしたい一品です。

使い方は簡単で、洗面台や浴室、キッチンシンクの蛇口に薄く伸ばして広げ、優しく磨くだけ。

水で洗い落して、乾いた布で拭き取ると、ツヤツヤに輝く蛇口が蘇ります。

些細な箇所とは言え、毎日使う蛇口だからこそ清潔に保たれていると、気分爽快で気持ち良く過ごせます。

拭き掃除の洗剤を手作りする、ナチュラルクリーニングがおススメ!?

拭き掃除 洗剤 手作り

掃除には、床を掃いてゴミを集めたり、埃をはらったりと、多くの手法を用います。

中でも、拭き掃除は汚れ落としの基本。

壁や床、テーブルに窓ガラスと拭き掃除なしでは、美しい空間は保てません。

拭くだけでは取れない汚れには、洗剤の助けが必要で、しつこい汚れにはつい強力な化学洗剤を使いたくなるもの。

しかし、市販のケミカル洗剤は簡単に購入でき掃除にも便利な一方、価格が割高であったり人体や清掃箇所への刺激が強すぎるデメリットもあります。

そこで是非とも試してみたいのが、手作りの洗剤です。

天然由来の成分を配合し、ヒトにも環境にも優しいナチュラルクリーニングで、家中をピカピカにできます。

拭き掃除にぴったりな手作り洗剤と言えば、クエン酸や重曹を水またはぬるま湯で溶かしたお掃除スプレーがおススメです。

一般的に汚れは、酸性またはアルカリ性の2タイプに大別されます。

酸性の汚れにはアルカリ性の重曹スプレーを、また、アルカリ性の汚れには酸性のクエン酸を用い、正反対の成分を掛け合わせて中和させ、汚れを除去します。

酸性の汚れは、台所の油汚れやコンロの焦げ付き・お風呂の皮脂汚れ・手垢などが代表的です。

反対に、洗面所のシンクの水垢や浴室の石鹸のカス、トイレの尿石やアンモニア臭などがアルカリ性の汚れです。

環境へのエコ効果もありますが、重曹やクエン酸は100均で手軽に購入でき、お財布にもエコというおまけつき。

重曹では落ちない頑固な汚れには、さらに強力なセスキ炭酸ソーダも100均で揃います。

いずれも粉末のため、水またはぬるま湯に溶かしてお好みのスプレーボトルに保存しておけば、拭き掃除に大活躍すること間違いなしです。

キッチンの油汚れやフローリングの拭き掃除には重曹スプレーを、シンクの水垢やトイレの尿汚れはクエン酸スプレーでひと拭きと、ナチュラルクリーニングで家中をリフレッシュしてみましょう。

まとめ

面倒な掃除もちょっとした工夫とアイデアの活用で、時間や手間が大きく省けます。

キッチンの油汚れや浴室の黒カビには、洗剤を十分に浸透させ、汚れを浮きあがらせるのが必勝のポイントです。

また、窓掃除には新聞紙や炭酸水スプレーが有効で、マイクロファイバークロスなら埃を簡単に除去できます。

気軽に利用できる100均は、優秀な掃除アイテムが勢揃い。

蛇口の水垢除去には、専用の固形クリーナーを始めとして、メラミンスポンジやダイヤモンドクリーナー、多目的クレンザーの活用がおススメです。

環境にも優しい手作り洗剤を使ったナチュラルクリーニングなら、重曹やクエン酸を溶かしたスプレーが大活躍します。

汚れのタイプを見極めて、正反対の性質を持つエコ洗剤の作用を引き出せば、拭き掃除も楽々です。