これから寒くなってきて日も短くなり、冬が近づいてくると、店頭に並ぶ冬物のアウターを見ては、
新しいものを買おうか？
今までのものでもいいかな？
どんなデザインのもの？
と悩む人も多いでしょう。
新しくコートを新調したいな、社会人になったし大人っぽいオシャレなコートを着こなしたいな、と思う方いらっしゃると思います。
学生の頃から愛用しているダッフルコートをそのまま着たらダメ？
中には、そう思った人もいるかもしれませんね？
トレンチコートやチェスターコートあたりだと無難ですが、くれぐれもショートダッフルに関してはダサくなりやすいので気を付けなければいけません。
ショートダッフルのメンズはダサい！メンズは特にダサい！？
昔からある定番のデザインなので、これ一つあれば困ることはないかと思い、手に入れたものの、スーツに合わせて来てみると、あれ？？？、なんか、いまいち。
何でだろう？
となってしまった経験はありませんか？
実はショート丈に限らず、ダッフルコート自体が着こなしが難しく、全身でコーディネートを考えないと子供っぽく見えたりダサく見えたりしがちなファッションなんです。
女性の場合は幼く見えてもかわいらしいとか、守ってあげたいような印象を持たれますが、男性の場合はそのような印象持たれてもあまり嬉しくないですよね。
せっかくならオシャレに、かっこよく着こなしたいものですよね。
あくまでも一方的な印象かもしれませんがダッフルコート自体がダサいのではなく、きちんと着こなせないダサい方が着てる、という印象も持たれたりします。
実際私も昔、機能性重視とか言って、オシャレに対してほとんど気を遣っていなかった頃は、何も考えずにショートダッフルを着ていました。
ダサいと思われる理由
大きなフード
これは、ダッフルコートに必ず付いているもの。
このフードがあることで、かなり子供っぽく見えてしまいます。
パーカーなどフード付きの服を来ている人を見ると、“やんちゃ”なイメージを持ちますよね？
デザイン性とは関係ありませんが、このフード、けっこう重いんです。
機能性から考えても、余計な感じがします。
フードがついていると中高生が着るようなパーカーを連想されるので幼く見えがちになります。
トグル(ボタンの代わりについているもの)
そしてダッフルコートの最大の（といっても過言ではない）特徴であるトグル、これもダサく見える原因でもあるんです。
こちらも、見るからに可愛らしい形をしていて、子供っぽく見せてしまう要素の一つ。
こういった、シンプルでない余計なデザインが入れば入るほど、洋服の見た感じから得る印象が、子供っぽく、そして、洗練されていないものになってしまいます。
ちなみにこのトグルは手袋をしたままコートが着脱できるようにということで使われているみたいです。
同じようなデザインのものでもトグルよりジッパーの方がオシャレに見えやすくもなったりしています。
色
ダッフルコートの定番カラーと言えば、紺、キャメル、グレー、この三色、高校生がカーディガンやセーターによく着る色でもありますね。
幼く、学生のような印象を与えがちです。
ショート丈のコートはダサい？コーデが難しいのでミドルかロング！？
ではダッフルコート全般がダサいのかというと実はそうでもないんです。
ダッフルコートの難しいところはコーディネートが難しいところなのです。
特にショート丈のものだと、パンツも含めてコーディネートする必要がでてきます。
ただでさえ幼く見えがちなダッフルコートを、幼く見えにくくするように他のコーディネートを考えないといけなくなります。
コートは基本的に、“丈が長いほどスタイリッシュで大人っぽく、短いほどカジュアルで子どもっぽく”見えます。
つまり、子どもっぽい要素がもともと多いダッフルコートに、更に、子どもっぽさを上乗せ！ということになります。
そう言えば、着ていた人を思い出してみると、可愛い系男子だった気がする。
カジュアルなシーンで、ジーンズに合わせたりするのなら、ありだと思うけど、スーツに合わせてしまったら、、、残念な感じが想像できてしまいますね。
ミドルかロングの丈の場合は、ショート丈に比べるとパンツの組み合わせが考えやすくなります。
なのでダッフルコートを考えている方はミドルかロングが無難ではないでしょうか。
ただ、勘違いしないでいただきたいのがショートダッフル＝ダサいというわけではないということです。
極論を言うと、オシャレな人は何を着てもオシャレに見えます。
ショートダッフルでもオシャレな人は、着こなし方を知っているのでオシャレに着ることができるのです。
一概にこれを着たらダサくなるから着ない、と決めつけずに、自分に合ったファッションを見つけることが大事なんですね。
また世間のファッションや流行は、数年～数十年周期で周るといわれています。
今はショートダッフルはダサい、という印象でも数年経つとオシャレアイテムに変わるかもしれませんね。
まとめ
“ダッフルコートがダサい理由”ですが、大きな原因は子どもっぽく見えてしまうということ。
確かに、社会人がスーツに合わせると、制服を着た中高生のような見た目に仕上がってしまいます。
では、どんなでデザインなら良いのでしょうか？
飾りなどの余計なものが付いておらず、丈は長めの物を選ぶと、大人の雰囲気がぐっと出てくるはず。
色は、黒やベージュがスマートに見えそうです。
具体的には、こちら。
街中でもよく見かけますよ。
・チェスターコート
前をボタンで留めるシンプルなデザイン。
スッキリとした印象を与えます。
・トレンチコート
もともとはミリタリーウェアとして使用されていたもので、前を留めるボタンはダブル、ウエストにベルト、肩や袖口にもストラップのような飾りが付いています。
上品で紳士的な印象を与えるデザインです。
最終的には、好みや体形に合わせて選んでいくことになりますが、どちらにしようか選ぶ時は、きちんと試着をすることをお勧めします。
出来ればスーツを着て行って、実際にどのような感じに仕上がるのか試してみたほうが良いと思います。
家に帰って着てみると、
“思っていたのと違う！！”
ということ、結構ありますからね。
じっくりと気に入ったものを探して、今までよりも大人っぽさをアップさせたおしゃれを楽しんでみて下さい。