綺麗に掃除してすっきりと片付けても、一瞬で散らかって汚れてしまう部屋。
何とも言えない脱力感に襲われますが、多くの家事を担う専業主婦でさえ、掃除が大好き!と公言できるのは少数派なのが、せめてもの慰めです。
料理に育児と家事は、毎日ノンストップで忙しく続きます。
掃除にまで気が回らないのも当然の成り行きです。
掃除に苦手意識を持ってしまうのは、面倒な汚れ作業であるうえに、清潔に保ちたい箇所が多すぎて、何をどう進めたら良いのか分からないから。
そこで、あらかじめ掃除のスケジュールを立てておけば、迷いなく作業に取り掛かることができ、無理や無駄を省けます。
日々の掃除プランを立てるにあたり、掃除って毎日やるもの?という根本的な疑問が浮かびます。
フリーペーパーで知られるサンケイリビング新聞社が2018年に実施した女性対象のWebアンケートによると、床の掃除機がけの頻度は週に1~2回が約42%で最多です。
専業主婦に限ると、ほぼ毎日または週3~4回掃除機がけをする割合が、それぞれ約33%とトップを占め、合わせると過半数を超える意外な結果に。
また、週に1~2回掃除機をかける6割以上が掃除が好きではないと答えたのに対し、週3~4回以上の頻度では半数以上が掃除好きと認めています。
忙しさと掃除の好き嫌いによっても左右される掃除機がけの頻度。
専業主婦だからと言って毎日の掃除はマストでなく、週に1~2回でも許容範囲と言えそうです。
その代わり、汚れが酷くなると手に負えなくなる最低限の箇所を、日々の暮らしでササっと軽く整えていくのが賢い乗り切り方。
毎日チェックしたい重点箇所は、浴室・トイレ・洗面所の水回りとキッチン、リビングです。
手を洗ったり、食器を洗った後にシンクをさっと磨く、調理の後にコンロに飛び散った油を拭き取る、床のゴミや埃はワイパーでひと拭きし、使ったものを元に戻す等、“汚れを目にしたらちょこっと掃除”を合言葉にするとキレイが長続きします。
掃除が苦手な人にプレゼントするならコレ!好きになっちゃうかも?!
掃除の苦手意識を和らげ、モチベーションを高めるには、便利なお助けグッズのプレゼントが効果的です。
イチ押しは、何と言っても現代の掃除に革命を起こしたロボット掃除機。
スタートボタンを押すだけで、自発的に動いて床のゴミを吸い込んでくれる画期的なツールで、これまでの掃除の常識を一変させました。
使ってみると、その優秀さと便利さに手放せなくなる家庭が続出し、じわじわと人気が広がりつつあります。
アメリカ生まれのルンバに、日本製のルーロなどが代表的で、機能も価格も様々なロボット掃除機が購入可能です。
最新モデルでは、人工知能を駆使して間取りを学習し、最も効率的な掃除のルートを確立してくれたり、スマホに搭載したアプリから遠隔操作で掃除の開始を指示できるなど、性能も格段に向上してどんな生活スタイルにもマッチするのが強み。
掃除機をかけていた時間を有効に使え、外出中に床掃除を終わらせることもでき、家事の時短が実現します。
まさに自分の分身となり、掃除を助けてくれる頼もしい存在に、惚れ惚れすることでしょう。
あるいは、掃除が億劫ならスタイリッシュなデザインで思わず使わずにはいられない掃除機を入手し、やる気をアップさせる作戦も最適です。
一例を挙げると、デザインと技術では常に最先端を行くイギリスのダイソン社製コードレス掃除機は、お洒落な外見と軽量なのにパワフルな高性能で、世界中で大ヒット。
インテリアにもフィットするコンパクトな形状なうえ、重くてむさ苦しい従来の掃除機のイメージを一新させるエレガントさで、面白みのない掃除の時間を楽しく変身させてくれます。
ロボットにコードレスとテクノロジーに頼ったプレゼントも良し、さらには単発でも気軽にお願いできるお掃除代行サービスをとっておきのギフトにしても喜ばれます。
手際の良い掃除の仕方を熟知したプロ集団に任せて安心、掃除のストレスから解放されてリラックスでき、ご褒美またはサプライズプレゼントにピッタリです。
飾り棚のほこり掃除の裏技と便利グッズ!ほこりをためない方法も!?
ハイテクなロボット掃除機でも解決できないのが、飾り棚に溜まるほこり。
眺めては心癒やされるフォトフレームやお気に入りの装飾品などが埃まみれでは、気分も晴れません。
飾り棚は、引き出しや食器棚のような密閉空間ではなく、オープンスペースであることがほとんど。
常に空気に触れる場所のため、静電気で引き寄せられるほこりの格好のターゲットになってしまいます。
また、こまごまとした物が所狭しとディスプレイされていて、積もったほこりの掃除がとりわけ面倒に感じられる一角です。
飾り棚のほこりを首尾よく掃除するには、静電気に集まるほこりの性質を逆手にとって、静電気でほこりを取り除く裏技が使えます。
フワフワのモップ部分が特徴的なほこり取りの中でも、電気を帯びた繊維から作られた除電クリーニングモップを使えば、軽くなぞるだけで飾り棚のほこりをあっという間に吸着。
さらに大注目の便利グッズが、マイクロファイバー製のお掃除手袋です。
マイクロファイバーは繊維が極細で静電気が発生しやすく、ほこりやチリを逃さずにキャッチします。
細かな隙間にも指をすべらせて撫でれば面白いほどほこりが取れるので、飾り棚の小物に積もったほこりの除去にも最適です。
マイクロファイバーのお掃除手袋は、100均で買える手軽さと、水洗いできて繰り返し使えるコスパの良さが光ります。
せっかく飾り棚を綺麗にしたら、もうひと手間かけておきたいのが、ほこりを溜めない工夫です。
ほこりの付着を減らす方法として、静電気防止効果のある衣類用柔軟剤が活用できます。
柔軟剤を数滴垂らした水に雑巾を浸してからしっかりと絞り、表面を拭くだけで違いが明らかになります。
同様に、プラスチックやアクリル、ガラス製品向け等、対象物に即した静電気防止スプレーを吹きかけてコーティングする方法もおススメです。
まとめ
毎日の生活で、出来ればやりたくない面倒な家事ナンバーワンと言える掃除。
家事の大半を担う専業主婦であっても、連日掃除をしなくてはならないルールはありません。
週に1~2回の掃除機がけが基本で、水回りやキッチンは毎日使う度に気になる汚れをサッと落とせば、清潔さを保てます。
どうしても掃除が苦手という人には、ロボット掃除機やお洒落なコードレス掃除機のプレゼントが最適です。
また、お掃除代行サービスをお願いしてみるのも良いアイデア。
ほこりが溜まりやすい飾り棚の掃除は、除電モップやマイクロファイバーのお掃除手袋といった静電気の力を活用したアイデアグッズが便利です。
さらに、静電気防止効果のある柔軟剤やスプレーを使って仕上げると、ほこりの付着が防げます。