夏休みって、子どもの頃は最高に楽しかった記憶がありますが、親になると最高に心配事の多い期間ですね。
仕事をしていたらなおさらです。
夏休み、子どもをどこに預けたらいいのか。
パートを夏休みの間は休みたい…だけどそんなに長く休めるの?と心配しているアナタ。
そのとおり。
基本的に急に夏休みだけ休みたい!という急な変更は無理だと思っておいてください。
できれば全て休みではなく、少しでも仕事に出るようにしたほうがよいでしょう。
シフトを組む側は、仕事を回すための1人と考えてくれています。
可能であれば家族や親族と協力して乗り越えましょう。
休まなければいけないことが予測される場合は、仕事選びの段階から勝負が始まっています。
仕事選びは夏休みに学生が増えそうなものを選んだり、学校関係の仕事を選んだりすることで夏休みにシフトを減らすことができたり、休みやすくなりますよ。
子どもは実家に預けるのが一番安くあがりますが、そこも実家と必ず相談してくださいね。
パート社員は夏休みを有給でとれる?会社によって違うの?
正社員やパートなどに関係なく、半年継続して雇われていて、全ての労働日の8割以上に出勤しているといった要件を満たせば、年次有給休暇は全ての労働者に権利があります。
平成31年4月より、年次有給休暇が10日以上付与される労働者は、毎年5日間の年次有給休暇の取得義務が課せられるようになりました。
パート先にお盆休みなどがあり、仕事先がそもそも「夏休み」になっている場合は、もともと労働日ではないためその日を有給休暇とすることはできません。
年次有給休暇は労働者の権利であるため、有給休暇を夏休みとして活用することは可能です。
雇い主が「この日に有給休暇を使いなさい」と指定することはできません。
ただ、計画付与といって、労働者が自由にとれる5日間を残しておけば、残りの有給休暇は雇い主の都合で休みの日を決めることができる、といった例もあるのでご注意を。
また、会社によっては「夏期休暇やリフレッシュ休暇」など、有給休暇とは別に設けている施設もあります。
これは会社側の配慮によるものなので法定外です。
ですので、会社により取り方がさまざまなので必ず面接の際に確認しておきましょう。
自分の夏休みとして、有給休暇をあてがうぶんには法定内ですので可能です。
有給休暇をたくさん使って長期間休みたいなどの場合は、勤め先に迷惑がかからないように事前に必ず相談しましょう。
パートの面接で夏休みのことを言わない方がいい?言っても大丈夫!?
パートやアルバイトは本当に身分がせまいですよね。
いろんな働きかたがあるのと同様に、働く方にもいろんな事情があります。
子どもが夏休みのときにシフトを減らすことができないか?などといった相談を入る前から伝えていて不利益にならないか…心配になりますよね。
さまざまな不安はわかりますが、先を予測できるのであれば、夏休みにシフトを減らしたり変則的になることは伝えておいたほうが働きだしてから有利になります。
雇い主としては、急な休みを取られるほうが大変です。
そもそも面接の段階で夏休みにシフトを減らしたい、と伝えて不採用になるところは、夏休みには休むことができないと言うことですから、諦めるべきでしょう。
それを採用の段階で判断できるのですから、メリットだと思います。
面接の段階で伝えていても、雇い主が忘れていることもあります。
夏休みが近づいてきたら、雇い主にシフトを減らす必要があることを、再度、伝えることで先々のシフトを変更してもらえる可能性が高まります。
また、万が一子どもの発熱など、急な休みが必要になった場合に、代わりに出られる従業員がどれだけいるか、手続きはどうしたらいいかなどを面接の段階で確認しておきましょう。
まとめ
基本的に急に夏休みだけ休みたい!という急な変更は無理なことが多い。
できれば夏休み全て休みではなく、少しでも仕事に出るようにしたほうがよい。
仕事選びの際に夏休みに学生が増えそうなものを選んだり、学校関係の仕事を選んだりすることで夏休みにシフトを減らすことができたり、休みやすくなる。
正社員やパートなどに関係なく、半年継続して雇われていて、全ての労働日の8割以上に出勤しているといった要件を満たせば、年次有給休暇は全ての労働者に権利がある。
年次有給休暇は労働者の権利であるため、有給休暇を夏休みとして活用することは可能。
有給休暇を使って長期間休みたい場合は、勤め先に相談したほうがよいでしょう。
面接の段階で、夏休みの予定を変則的にしたいことを伝えておきましょう。
また、急な休みが必要になった場合に代わりに出られる従業員がどれだけいるか、手続きはどうしたらいいかなどを面接の段階で確認しておくとなお良いです。
夏休みは子どもが小さいうちは気がかりなことが多いですよね。
それでも働く!と決めたなら、周りに手伝いをしてもらいながらも、少しでも働きやすい環境を自分で整えていくことが大事ですね!