信州や信濃の国とよばれる長野県。
槍ヶ岳や霧ヶ峰など四季折々の美しい自然の宝庫。
白骨温泉や湯田中温泉などの温泉地も多く、見どころが多いんですよね。
そんな長野県の夏の気温はというと、最高気温が30度を越えてくる日がほとんどで基本的に半袖で十分な気温です。
昼間は東京などの関東圏と同じくらいの気温になります。
要するに、暑い。
しかし夜は熱帯夜になることはあまりなく、昼夜の寒暖差が大きいのも特徴です。
なぜなら、主要都市である長野市や松本市、飯田市は盆地に位置しているからです。
しかし、日本アルプスなどの山々に囲まれている軽井沢や上高地は、同じ県内でも標高が高く盆地の主要都市よりも気温が下がります。
昼と夜の気温差があるということは、旅行の際は持ち物に気を付けなければいけませんし、また、体調を崩しやすくなるので体調管理にも気を付けなければいけませんね。
軽井沢が避暑地として有名な理由!ショーが気に入ったのは!?
軽井沢の避暑地としてのスタートは1886年(明治19年)にさかのぼります。
宣教師であるアレキサンダー・クロフト・ショー氏が訪れ、美しい自然と気候に感動し、家族とともに夏に避暑に訪れたのが最初だと言われています。
その自然や気候は、ショー氏の生まれ故郷であるトロントに似ていたこともあり、とても気に入ったようです。
その後に知名人に軽井沢を保養の適地として紹介し、ショー氏の友人たちである宣教師の別荘が次々に建てられたそうです。
訪れる人々が増えてきた明治30年頃には、貸別荘やホテルが営業を開始したことでにぎやかになっていきました。。
さらには第一次大戦後に、より好況となると、日本人有産階級の人たちが外国人客よりも多く訪れるようになっていったそうなんです。
このようにして外国人たちがつくった質素で高潔な避暑地から、日本人的な華やかな別荘地へと変わっていったようです。
軽井沢の父とも呼ばれるショーは、美しく澄み切った清らかな自然と気候に魅かれ、生まれ故郷を思い出したのでしょう。
その素敵な自然にみなさん会いに来てくださいね!
上田市に涼しい場所はある?やっぱり、ラグビーも観れる菅平高原?!
長野県の東部にある上田市は、長野県内では、長野市、松本市に次いで三番目の規模の都市です。
盆地に位置するので、先述した通り、夏は暑く、冬は寒い。
また、昼夜の気温差も大きい地域です。
8月の平均最高気温は31℃前後で、最高気温の記録は38.3度。平均最低気温は20度程度です。
この数字を見ているだけでももう暑くなってきましたね。
そんな上田市に涼しいところはあるのでしょうか?!
涼しい場所と言ったら、なんといっても標高の高い高原がおススメです!!
長野は山脈が多く、高原も豊富にあります。
一つ目のおすすめは上信越高原国立公園にある菅平高原。
菅平高原は標高2207mの根子岳の麓に緩やかに広がる草原大地なのですが、その風景と気候がスイスに似ていることから日本のダボスと呼ばれています。
夏の冷涼な気候を利用し、高原野菜の栽培がされていることもあり、標高も高いため気温は涼しいんです。
菅平高原はスポーツも盛んで、夏はラグビーやサッカー、冬はスキーをはじめとするスポーツを観戦したり、体験したりできます。
スポーツ施設だけでなく、宿泊施設も集まっているためとってもおススメです!
2つめのおススメは、八ヶ岳中信高原国定公園北西部にあり、松本市、上田市、小県郡長和町にまたがる美ヶ原高原です。
近くに、美術館があったり、日本で一番高い位置にある道の駅「道の駅 美ヶ原高原」もあり、駐車場からは信州の広大な山並みを眺めることができるんです!!
しかも、夜は星空がキレイなことで有名なので、わざわざその為に訪れる人も多いんですよ!!
高原は平地よりも涼しいので、万が一思ったよりも涼しすぎて楽しめなかったということのないように、羽織るものを用意したり、天候の変化に対応できるように帽子やレイングッズも準備していたら完璧ですね!!
まとめ
長野県の夏の気温は、最高気温が30度を越えてくる日がほとんどで基本的に半袖で十分な気温。
しかし主要都市である長野市や松本市、飯田市などの盆地に位置している地域では夜は熱帯夜になることはあまりなく、昼夜の寒暖差が大きいのも特徴。
避暑地で有名な軽井沢は、宣教師であるアレキサンダー・クロフト・ショー氏が訪れ、美しい自然と気候に感動し、家族とともに夏に避暑に訪れたのが始まりとされる。
その自然や気候はショー氏の生まれ故郷であるトロントに似ていたこともありとても気に入り、その後に知名人に軽井沢を保養の適地として紹介して来訪者が増えていった。
長野県の東部にある上田市は長野市、松本市に次いで三番目の規模の都市。
盆地に位置し、夏は暑く、冬は寒い。
また、昼夜の気温差も大きい地域。
上田市の涼しい場所のおすすめは菅平高原、美ヶ原高原などの高原。
高原は平地よりも涼しいので羽織るものを用意したり、天候の変化に対応できるように帽子やレイングッズも準備していきましょう。
自然がたくさんの長野県。
避暑にはうってつけの場所がたくさんあります。
ぜひ、朝夕の気温に気を付けた衣服を持参して、涼しさと清涼な空気を満喫しましょう!!