世界中の人々の生活スタイルを一変させた新型コロナウイルス感染症。
3密を避け、ソーシャルディスタンスを意識した日常が定着しつつあります。
スポーツや文化活動もコロナ禍により大きな影響を受け、これまで当然だったルーティンを見直して、新たな状況に順応していく調整が必要になりました。
OLのアフターファイブの習い事で高い人気を誇るバレエやヨガ、ピラティス等のクラスも、閉鎖を余儀なくされています。
とりわけ、日々のレッスンの積み重ねが重要であるバレエは、定期的なスタジオ通いが欠かせませんが、クラスターを恐れた自粛で叶いません。
ミュージカルや演劇でも休演や変更が相次いでおり、バレエの公演や発表会には多くの検討事項が山積みで、スムーズな実施は困難を極めます。
コツコツと地道に練習を続けた成果を披露する、せっかくの晴れ舞台であるバレエの発表会も、コロナ禍を前にして中止もやむなしの状況です。
しかし、今ではオンラインによるミーティングや在宅でのテレワークが推奨されるのと同様に、バレエにもオンラインクラスという活路が見出されています。
スタジオで感じる皆の息遣いや、踏みしめるステップの音の臨場感は味わえなくとも、スクリーンの向こう側に見える先生と心が通い合う瞬間です。
自宅や出張先など思い思いの場所で、オンラインを通じてバレエレッスンに励むと、体を動かす爽快感やバレエの楽しさがひしひしと感じられます。
前向きに黙々と汗を流すと、時には悪戦苦闘した稽古ですら愛おしく思えるくらいです。
コロナ禍によって奪われたバレエ発表会の機会。
しかし、オンラインで引き続きレッスンを続けることは全く不可能ではありません。
さらには、オンラインを繋げてバーチャルオーケストラによるバレエ発表会の開催にも期待しましょう。
コロナ禍でヘアスタイルがより気になる?マスクで顔の上が・・・
コロナ禍でもたらされたニューノーマルが、マスクやフェイスシールドの着用。
これからもしばらくはマスクが手放せない日々が続きそうです。
そんな毎日で、今ではマスクをしていない方が、逆に落ち着かなく感じるほどです。
多少の圧迫感が難点ですが、顔の下半分をすっぽりと隠してしまうマスクには、思いがけないメリットもあります。
顔の半分が露出しないので、女性であれば化粧に手抜きができ、時にはすっぴんもOKと言うような臨機応変さが生まれます。
しかし、「目は口ほどに物を言う」ということわざ通りで、第一印象を決定づけるのは目と言っても大げさではなく、マスクを着用しているからこそ目で主張することの大切さがクローズアップされます。
だからこそ、まずはアイメイクと眉毛メイクには気合を入れなければなりません。
同時に、口元が隠れ表情の半分が読み取れないとなると、相手の人柄や気分を探る手がかりとして他の要素に注目するのが自然の成り行きです。
その他の要素とは、前髪を含めた髪型と言えます。
マスクを付け外ししても大きく乱れることのないすっきりとしたまとまり、そして、ズボラさを感じさせない手入れの行き届いたヘアスタイルがキーポイントです。
近頃は、マスクに似合う髪型に悩む多くの声に応え、女性雑誌では「マスクヘア」の特集が組まれるほど。
マスクに合うスタイルなら、やっぱりショートヘアやボブと言えます。
視線が顔の上部に集まるので、肩上の長さの髪型だと動きのある毛先も自然と目に入り、明るい印象を与えるからです。
反対に、ロングの場合はポニーテールやシニヨンでのおまとめスタイルが、顔回りがすっきりと見えておススメです。
さらに、ショートでもロングでも前髪を敢えて作ることで、小顔効果と躍動感のある表情をプラスできます。
コロナ禍で友人関係にも変化が?会えないけどつながっていたい?!
働き方から余暇の過ごし方まで、一挙一動を見直すきっかけを与えたのも、幸か不幸か、新型コロナウイルス感染症です。
コロナ禍は、家族や友達との関係にも計り知れない影を落としました。
友人とはもともとLINEやメールで常にコンタクトを取るのがスタンダード。
スマホにネットで、会えなくてもすぐにお互いの所在が把握できる心地良い距離感でした。
顔を合わせなくても、コロナ禍以前は安心できていたのに、いざ外出自粛にステイホームを要求されてしまうと、今までにない孤独感に襲われ、対面で時間を共有したい思いに駆られます。
コロナ禍がいつまで続くか分からない先行きの見えない不安感も、この気持ちを一層強くします。
新しい状況下でも、変わらぬ人間関係をキープするためには、これまでに慣れ親しんだ方法だけでなく、色々な手段を模索しなければなりません。
物理的に会って話ができなくても、オンラインのビデオ通話を活用すれば、リアルタイムでお互いの顔を見ながら会話が可能です。
また、オンラインなら複数の友達と同時に対話ができるので、オンラインパーティーにオンラインサロンと新たな交流の機会を持つこともできます。
かつてはショッピングやネットサーフィン等、個人の欲望を満たすのがオンライン利用の主目的でしたが、今では人と人を結ぶコミュニケーションの場として大きな役割を担っています。
その一方で、コロナ禍により、身近な家族や友達がいかにかけがえのない存在だったかを痛感すると共に、妥協をしながら慣れ合いの関係を続けていた対人関係の断捨離も加速しました。
特殊な状況に置かれたからこそ、自分にとって必要不可欠な真の友人関係が自ずと精査され、悲しみと安堵の入り混じる複雑な心境になることもしばしばです。
まとめ
新型コロナウイルス感染症の拡大に伴い、日々の生活でも多くのアジャストメントが求められています。
例えば、ポピュラーなお稽古事の1つであるバレエのレッスンも、感染予防の活動自粛に伴い、これまで通りのスタジオ練習が困難な状況で、バレエ発表会も開催を見送るケースがほとんどです。
換気や消毒、ソーシャルディスタンスに配慮した新体制でレッスンを継続する例も増えつつありますが、オンラインを通したレッスンに脚光が集まります。
マスク着用が当たり前になった今、マスクに似合うヘアスタイルやアイメイクへの関心が高まっているのもコロナ禍ならではです。
対人関係にも新たな道が模索され、ステイホームによりオンラインを最大限に活用したコミュニケーションが急増しています。
「普通」の生活に色々な気付きを与えたコロナ禍を、嘆くばかりではなく上手く乗り越えていきましょう!