新型コロナウイルスの流行により、新しい生活様式を求められるようになりました。
これにより、なるべく人が集まらないような対策を取るよう指導されることが多くなりましたね。
冠婚葬祭も例外ではありません。
一周忌などの法事は故人を弔うための大事なものです。
しかし、どうしても親戚が集まる法事法要は密を避けられません。
そんなときの対策は以下のようなものです。ぜひ、参考にしてみてください。
- 人数制限を設ける
- 法事法要のあとの会食をやめる
- 場所は広いところで行う
- マスクや手洗い、消毒を行う
- 換気を行う
などです。
基本的な感染症対策と同じですね。
ここで工夫ができることといえば、人数制限を設けることです。
あまり多くの親戚を呼ばずに、身近にいる身内のみで執り行うことも密を回避する方法ですね。
どうしても密を回避できないのであれば延期も考えましょう。
宗派にもよるかと思いますが、供養に関しては故人を思う気持ちが大切であることも忘れずにいてくださいね。
コロナ禍で3回忌は、時期をずらして執り行う?それともオンライン?
年忌法要では、三と七がつく際には少し規模の大きい法要を行います。
そのなかでも特に一周忌や三回忌は、親族や知人を招いて規模を大きくして行うことが多いです。
しかし、コロナ禍では感染対策のために、できるだけ密な状態にならないような工夫が求められます。
そこで最近はオンラインでの法要も取り入れられているようです。
実は少し前からインターネットで、法話や相談などをうけたりする寺院もあるにはあったのです。
このコロナ禍で需要が増えたようですね。
今ではzoomや、YouTubeのアドレスを特定の人のみに公開して、法事の様子を見られるようにするなどの取り組みも増えてきています。
ただ高齢な親族がいるときは、オンラインの設定などに苦労することも考えて、どのシステムを使うのか、子どもや孫など身近に使える関係者がいるかなども調べる必要があります。
ただ、オンラインであれば密を防ぐことも可能ですし、感染対策になりますよね。
どうしても時期をずらせない場合は、検討の余地はありそうです。
コロナ禍で通夜は身内でこじんまり?参列する場合の対応は?!
今まで述べてきたように、新型コロナウイルスの流行により、冠婚葬祭も延期や縮小を余儀なくされています。
そんななか、お通夜はどうすべきでしょうか。
一周忌などは数日延期したとしてもなんとかなりますが、お通夜はそうもいきませんよね。
参列するときの対策を考えていきましょう。
まずはマスクを着用しましょう。
コロナウイルスの感染経路は飛沫感染と一部接触感染です。
飛沫の飛散を防ぐためにマスクは重要だからです。
また、手洗いやアルコールによる消毒も実施しましょう。
その他、密にならないために席は少し空けて座ったほうがいいですが、そこはお通夜を取り仕切るスタッフさんやご家族さんの指示に従いましょう。
また、ご家族との会話は手短に済ませるなど、長居をしないように気を付けましょう。
主催する側の配慮としては、参列者を限定して身内のみにするなど、可能なかぎり密集しないようにすることも可能です。
最近はコロナ禍でなくとも家族葬などが増えてきており、あまり特別なことでもないため心配することもないかと思われます。
お亡くなりになられた方には心苦しいかもしれませんが、この社会状況のもとではきっと許してくれるはずです。
まとめ
一周忌における感染対策については、人数制限を設ける、マスクや手洗い、消毒を行う、換気を行うなどの基本的な対策に加えて法事法要のあとの会食をやめる、場所は広いところで行うなどの対策を考慮しましょう。
多くの親戚を呼ばずに身近にいる身内のみで執り行うことも密を回避する方法です。
法要に関して、密を避けられない場合はzoomや、YouTubeのアドレスを特定の人のみに公開して法事の様子を見られるようにするなど、オンラインを活用した取り組みも増えてきている。
お通夜は、主催する側は人数制限を設けて身内のみにしたり、間隔をとって座ってもらう、広い会場を用意するなどの工夫が必要。
参列者はマスク、手洗い、アルコール消毒など基本の感染対策はもとより、家族と話したい気持ちもほどほどに、会話も短くすませるなど長居しないような配慮をしましょう。
コロナ禍においては、冠婚葬祭もいろいろな配慮と工夫をすることで、感染拡大を防止したうえで、故人を偲びましょう。