普段から頑張っているのに何故かスルーされがちな世の中のお父さん達。
せめて父の日くらいは、誠心誠意を込めて日頃の感謝を伝えてみたいもの。
2020年、令和2年の父の日は6月21日の日曜日です。
母の日と比べると影の薄さが否めない父の日ですが、しっかりと頭にインプットして準備を進めましょう。
父の日に贈るプレゼントでは、ネクタイやベルト、靴下等の実用的なものから、特別な日本酒やウィスキー等の嗜好品が定番です。
お酒が大好きな父には、やっぱりスペシャルボトルの差し入れで決まりと思ったところで「肝機能の数値がさ、やばいんだよ」なんて聞くと、最近ちょっと飲み過ぎてるんじゃないかと心配になってしまいます。
長生きして欲しいお父さんだからこそ、心を鬼にして父の日をきっかけに禁酒に挑戦してもらうのも良い愛のムチではないでしょうか。
しかし、手強いお父さんの禁酒ミッションをスムーズに進めるためには、最も効果のある方法を考えねばなりません。
アルコールを摂ると脳内にドーパミンが出て幸せな気分になることは良く知られた話です。
アルコールに頼って解消していたストレスを、置き換えの手法で晴らす事ができれば最適と言えます。
そこでおすすめなのが、高級コーヒー豆と手動のミルセットのプレゼントです。
コーヒーには覚醒作用のあるカフェインが含まれており、ドーパミンの放出を促します。
お酒をコーヒーに置き換えることで、少々違った気分転換が図れます。
また、敢えて手動で上質なコーヒー豆を時間を掛けてゆっくりと挽くことで、コーヒーの芳醇なアロマで気を静め、リラックス効果も得られます。
あるいは、家でじっとしていられないタイプのお父さんには、ウォーキングや軽いエクササイズを始めるモチベーションとなる、万歩計や活動量計を贈るのも適しています。
スポーツや運動といった新しく始める事に夢中になると、ドーパミンも活発化します。
何だか気分スッキリ、爽快だなという成功体験が、更にアクティブ度を高めていき、お酒のことはすっかり忘れてスポーツドリンクが毎日の相棒になるのも時間の問題です。
愛すべき存在だからこそ、お父さんにダメ出しせずにはいられないのが家族というもの。
今年の父の日をさかいに、果たして禁酒が出来るのか期待が高まります。
60代の男性へのプレゼントとして、食べ物ならこれだけはダメ?!
父の日のギフトとして無難なチョイスなら、やっぱりグルメ。
せっかくの機会なので高級食材のお取り寄せや、特別なレストランでの食事への招待で、美味しいものを堪能してもらいましょう。
しかし60代に突入した父なら、健康や体調管理にもそろそろ気をつけたい年頃で、栄養バランスの取れたさっぱりメニューを好むようになっているかもしれません。
美味しいものは沢山あるので選ぶのには苦労しませんが、逆に60代の男性にはNGであろう食べ物をピックアップしてみます。
まずは消化に時間がかかり、胃腸に負担を掛ける脂っこいメニューは避けた方が良さそうです。
例えば、トンカツや天ぷら等の揚げ物メニューや、こってり豚骨ラーメン、チーズたっぷりのピザ等は、高級店のクオリティと言えどもあまりおすすめしません。
続いて、塩分や糖分があまりにも高い食べ物のプレゼントも相応しくありません。
美味しくてついつい食べ過ぎてしまう高級ハムやソーセージは、後で喉が乾いて大変なことに。
濃厚なクリームたっぷりのケーキも還暦を過ぎた父にはきつかったりします。
そして噛むのが大変な硬い食べ物のプレゼントもダメです。
厚みのあるステーキ、弾力のあるイカやタコ、バリ硬の高級おせんべい等は、下手をすると罰ゲーム?なんてことにもなりかねません。
それでは一体全体、どんなグルメプレゼントなら初老の父に喜ばれるのでしょう?
やはりヘルシーで食べ慣れている和食が、心身ともにホッとするご馳走です。
新鮮なネタを使ったお寿司やお刺身、高級干物などの海鮮物に舌鼓をうち、柔らかくてとろける最高級の和牛肉セットでしゃぶしゃぶを楽しむのもおすすめ。
外食なら、高級和食店、懐石料理店、回らないお寿司屋さんが適しています。
極上素材を使った手打ちそばの詰め合わせや、高級サクランボにメロンも通販サイトなら楽々お取り寄せが可能です。
滅多に見られない父の喜ぶ顔を思い浮かべながら、思いやりのこもったグルメプレゼントを選んでみましょう。
介護に疲れている父へのプレゼントなら、これが一番喜ばれる!?
全て分かっていると思っていた実の父のこと。
最近は祖父母の介護に追われていて、時折見せる疲れた表情にハッとさせられます。
すぐそばにいるのに、ずいぶん遠くにいるような距離感、何も分かってあげられない虚しさ。
介護に奮闘する父に、少しでも元気を与えることができ、リフレッシュしてもらえるとっておきの父の日のプレゼントなら何が一番でしょうか?
可能であれば、少しでも介護の現場から離れて、息抜きをして欲しいのが誰しもの共通した願いです。
だからこそ、近場の温泉への日帰り旅行または、泊りがけの温泉旅行をアレンジして、美味しい料理を満喫しつつ、温泉に浸かって疲れを癒やし、ひと時でも心からホッとできる時間を提供してみてはいかがですか?
長時間の外出が叶わなければ、短時間でも外の空気を吸ってガス抜きができるお食事会に招待してみましょう。
心身共にバランスの取れた好状態でなければ、先の見えない介護は乗り切れません。
父の好物を思う存分味わってもらい、積もり積もった日頃の話をじっくりと聞くことも大切です。
美味しいものを食べてリラックスすると、普段出来ない会話も進み介護の憂さを少しでも晴らすことができます。
そして、蓄積した体の疲れを和らげるお助けグッズのギフトも喜ばれるはずです。
快眠を促進する安眠枕、肩こりや腰の痛みに効く指圧マッサージ器などがおすすめです。
また、父自身の健康管理にも気をかけて欲しいので、多機能体重計や血圧測定器のプレゼントも最善と言えます。
物質的なプレゼントもきっと嬉しいはずですが、介護の手助けとして出来る事を率先してお手伝いしてみるのも、父にとっては心強く、何より大きなプレセントになるかもしれません。
まとめ
見過ごしてしまいがちな父の日が、今年もやって来ます。
6月21日の日曜日に向けてプレゼント選びに思案を重ねる時期ですが、選択肢がありすぎて悩みが尽きません。
飲みすぎが気になるお父さんには、禁酒宣言を下して、良質のコーヒーや運動の置き換えプレゼントで乗り切ってもらいましょう。
60代となった初老の父なら、ヘルシーメニューのお祝い食品ギフトの贈答やお食事会への招待が最適で、揚げ物や高塩分の食べ物は避けるのが無難です。
介護に奮闘する父に必要なのは、体の休息と心の息抜き。
温泉旅行や外食に連れ出してリフレッシュしてもらいませんか。
疲れを癒す健康グッズのギフトも喜んでもらえることでしょう。
父の日のプレゼントに正解はありません。
お父さんにとっては、家族や子どもからの気持ちが何よりも嬉しいギフト。
皆が幸せになる父の日を過ごしましょう。