学校の宿題で苦労することの一つに読書感想文があるのではないでしょうか?
読書感想文の題名はどのように書いていますか?
「〇〇〇」を読んで
このように題名をつけている方が多いと思います。
一目置かれたい方は、題名も工夫することをお勧めします!
題名には自分が何を本から学んだのか、何について書くのかを集約させるものです。
読み手が興味を引くような題名にするとさらに評価はあがるでしょう。
高学年になるほど本から何を学び考えたのかということが重要になります。
読書感想文の書き出しが決まらない!?これならすいすい書き出せる!?
題名と並んで困るのが書き出しでしょう。
はじめさえ書き出してしまえばスラスラかけるのに!
と思っている方もいると思います。
一つの例として、なぜ読書感想文の題材にこの本を選んだのか、を書くとすんなり書き始められます。
また、一番印象に残った場面の感想から書き始めるというのも良い感想文になります。書き始めとしては、書きやすいですよね。
その本で一番印象的な会話から書き始めるのも、インパクトがあってよい感想文になります。書き始めやすいし続きも書き進めやすいですね。
もっとインパクトがあるのは、「なぜメロスは走ったのだろうか?」など、疑問形で書き始める手法です。
その答えを書くことで続きの文もすんなりと書き進められますね。
ちょっと難しくなりますが、時事問題から書き始めて読書感想文につなげるという高度な技を使うと先生からの評価も高くなるでしょう。
この場合、本の選定を時事問題と関連付けられるものにすることを考える必要があります。
選定本が決まっている場合、結び付けられる時事問題があるかどうかにもよります。
書き出しでよく本の要約を始める方がいます。
読書感想文が求めていることは、本から何を学び、考えたのか、というところです。
この後、文の構成については説明していきますが、書き出しに関しては要約ではなく、前述の方法で始めてみましょう!
読書感想文の構成って決まっているの?この構成なら100点満点!?
以前は「起承転結」と言われていましたが、高学年になるにつれて「結論先出」が求められていきます。
つまり、文の構成としては、
*結論:「自分はこう思った」
*理由:「それは~だからだ」
*具体例:「例えば~」
*結論:「だから自分はこう思った」
これを繰り返していきます。
具体例や最後の結論で、本の中で印象に残ったフレーズを、そのまま引用するというのも非常に効果的です。
また、自分の経験と本で学んだことをしっかり結びつけることができれば、とても素晴らしい読書感想文に仕上がるでしょう!
余談ですが、本を読むとき自身で購入したものであれば、付箋やラインを引くなど、目印をつけながら読むことをお勧めします。
しかし、図書館で借りた本など自分のものではない場合、書き込みをすることはマナー違反です。
注意してくださいね。
まとめ
読書感想文の書き出しは、本から何を学んだのかを集約する、読み手が興味を引くような題名にすると評価が良いでしょう。
基本的には、
結論
理由
具体例
結論
の順で書いていくと書きやすいですし、まとまった文章に仕上がります。
たくさん書けばどんどん上達していくので、できるだけ数をこなしていきましょう!