高レベルの制汗と抗菌効果が期待でき、ワキガにも効くデオナチュレは良いこと尽くめで、絶対にコレしかないと購入しているひとも多いですね。
でも物事には2面性があるのが常で、メリットがあれば、デメリットもあるはず。
デオナチュレで一番人気のソフトストーンは、手軽に塗れて効き目も長持ちなのが良さですが、しっとり軟らかスティックだから乾燥には弱いようです。
しかもミョウバンから水分を除いた、焼ミョウバン配合で、肌に密着してサラリとする質感からも最小限の水分量しか含まれていない様子だと分かります。
早速口コミを調べてみると案の定、しばらく放置していたらガチガチに乾いて固まってしまっていた、水分が抜け表面がガサガサになっていた、とあるので心配になります。
確かに“キャップをしっかりと閉め、直射日光や高温多湿を避けて保管”と使用の注意にも書かれています。
乾燥させないように保管の仕方に気を配りながら適度な頻度で使用し、ソフトストーンがフレッシュで干乾びる前に使い終えるのがベストです。
しかし、仮にソフトストーンが乾燥してしまっても、実は復活の方法があるので諦めてはいけません。
復活の手順は至って簡単、乾燥して固まった表面を水またはぬるま湯で少し濡らしてあげるだけ。
乾いてポロポロになっていれば、ラップ等に取り分けて水分を少し加えて手で温めると1つにまとまり、再度使えるようになります。
反対に炎天下や高温多湿の環境下では、ソフトストーンがドロドロに溶けだすことも。
その際は、冷蔵庫で短時間冷やしたり冷暗所に保管して溶解をストップさせましょう。
水をかけたり、温めたり、冷やしたりと色々な復活手段がありますが、共通して言えるのは適度さです。
ソフトストーンのテクスチャーを壊さないように、極端で過度なケアにはご注意を。
カラカラになったソフトストーンは、間違っても直ぐにゴミ箱へポイしてはいけません。
復活させて使い切りましょう!
デオナチュレのソフトストーンが壊れた!出せなくなったときは!?
ソフトストーンはスティックタイプなので、使用の際には回して中身を押し出す必要があります。
使わない分はすぐ乾かないように、綺麗に収納できる優れたシステムではありますが、同時に欠点になってしまう場合があります。
複雑な構造では決してありませんが、メカニズムが正常に動かなくなると、ソフトストーンにアクセス出来ない不都合が起きるのです。
ユーザーからのレビューには、稀ではありますが、くるくる回してもソフトストーンが出てこない、落としてから作動せず筒の中に沢山残っているソフトストーンを、泣く泣く捨てるはめになった、などの悲しい報告が寄せられています。
細いへらで掻き出せるのなら上部から、ほじり出して手に取って使うこともできます。
しかしソフトストーンが何らかの事情により出せなくなったのなら、直そうとするよりもパーツを取り外し、中身を取り出して使う方法が合理的です。
スティック部分が載っている台座部分のプラスチックが外れて空回りしているだけかもしれませんし、容器のプラスティックの一部が破損して機能しなくなったのかもしれません。
きちんと直さなければまた同じ問題が起こり厄介なので、動かなくなってしまったのなら、価値ある中身を取り出すのが最も重要です。
ソフトストーン容器の底にある装飾シールを取り、ドライバーなど細い棒状のもので台座を下から押し出してみましょう。
一度取り出したソフトストーンと台座は、指で押し戻して再固定するのは難しいため、コンパクトなプラスチックのピルケースや小さなジャーに詰め替えて、手で直ヌリして使います。
手を汚さずに塗れるのが利点のソフトストーンとしては少々残念ですが、まだ使えるデオドラントそのものをダメにしてしまった訳ではないので、気を取り直して残りを活用しましょう。
また、新しいソフトストーンが減り始めたところに、上から補充して使っている方もいるようですね。(方法は次項と同じです)
デオナチュレのソフトストーンを分解して、最後まで使い切る!?
連日ヘビーローテーションしているお気に入りのデオナチュレソフトストーン。
そろそろ残り僅か、スティックの底が見えてきているのに気が付かないふりをして使い続けているけど、もう限界です。
まじまじと底を眺めると、意外とソフトストーンが残っているではありませんか。
効果の高いソフトストーンをムダにしてしまうなんて、ちょっとイラつきます。
そう言えば使用上の注意にも“構造上容器の底に中身が残り、その分を加味して表示容量以上に充填している”と明記されています。
もしやこれはスティックのりと同じ原理では?!とひらめいたら正解で、容器を分解して最後の最後まで使い切ることができるのです。
まずはデオナチュレの底中央に貼られたシールをはがすと見える穴から、お箸など細い棒でスティックの台座を押しあげます。
シンプルにへらを使って上部からかき出してもOKですが、台座が固定されていた部分にも残量があるので、分解するのがベター。
取り出したソフトストーンは1cm近くの厚みがあり確実に数日は使える分量で、これを捨ててしまう所だったと思うとかなり得した気分です。
清潔なラップに包んで人肌に温めると1つにまとまって形を整えることができ、使いかけのソフトストーンの筒に押し入れたり、別の容器に入れ替えて保存できます。
または、取り出したソフトストーンを液状に溶かし、電子レンジで約1分温めて、新しいスティックに注ぎ入れて固めるという方法もあります。
スティック部分に残ったソフトストーンを入れた場合は、結合部分がもろくなっているので、使用時には細心の注意を払い、力の入れすぎに気をつけましょう。
決して安価とは言えない貴重なソフトストーンも、分解のひと工夫で最後のひと塗りまで惜しみなく使えます。
まとめ
ワキ汗の消臭に定評のあるデオナチュレで、真っ先に購入したいのが、スティックタイプのソフトストーン。
しなやかに伸びて、ミョウバン成分が肌にぴったりと密着して、抗菌と制汗を実現という多大なメリットの裏で、乾燥しやすいという弱点があります。
しかし、乾燥しても水に濡らして復活させる裏ワザを心得ておけば心配無用です。
ソフトストーンの押し出し部分が壊れてしまっても、くり抜いたり、スティックの台座を取り外して大切な中身を使うことも可能です。
スティックの押出システムは便利な反面、底部や台座下にも隠れソフトストーンが詰まっているので、分解すると最後まで使い切れます。
様々なテクニックを活用して、デオナチュレ・ソフトストーンの恩恵にあずかりましょう。