1. さくらんぼ狩りの魅力
1-1. さくらんぼ狩りとは
さくらんぼ狩りは、果樹園で熟したさくらんぼを自らの手で摘み取る体験型のレジャー活動です。
主に春から初夏にかけて行われ、日本全国の果樹園で楽しむことができます。
この体験は、自然と触れ合いながら新鮮なさくらんぼを味わえるため、家族連れやカップルに大変人気があります。
さくらんぼ狩りの魅力
自然とのふれあい
さくらんぼ狩りの最大の魅力は、自然豊かな環境で過ごせることです。
果樹園は緑に囲まれ、清々しい空気の中で過ごすことができます。
このような環境は、日常のストレスから解放され、リフレッシュするのに最適です。
旬の味覚を楽しむ
さくらんぼは収穫後の鮮度が重要で、時間が経つと味が落ちやすい果物です。
そのため、果樹園で採れたてのさくらんぼをその場で味わえるのは大きな魅力です。
旬の時期に収穫するさくらんぼは特に甘く、ジューシーで、一度味わえば忘れられない美味しさです。
家族で楽しめるレジャー
さくらんぼ狩りは、大人から子供まで楽しめるアクティビティです。
子供たちは自然の中で遊びながら学ぶことができ、家族全員で楽しい時間を過ごせます。
また、果樹園によってはピクニックエリアが用意されていることもあり、一日中楽しむことができます。
1-2. さくらんぼ狩りの楽しみ方
ベストな時期を選ぶ
さくらんぼの収穫時期は地域や品種によって異なりますが、一般的には5月下旬から7月上旬が最適です。
この時期に訪れることで、最も美味しいさくらんぼを味わうことができます。
訪問する前に、果樹園のウェブサイトや電話で収穫状況を確認することをお勧めします。
さくらんぼの摘み方
さくらんぼを摘む際には、果実に傷をつけないように注意が必要です。
さくらんぼの軸を持ち、軽くひねるようにして摘み取ると良いでしょう。
また、果樹園ではスタッフが摘み方を教えてくれることが多いので、初めての方でも安心して楽しめます。
持ち物の準備
さくらんぼ狩りに適した服装としては、動きやすいカジュアルな服装が基本です。
また、帽子や日焼け止めを持参すると日差し対策になります。
手荷物としては、さくらんぼを持ち帰るための容器や、手を拭くためのウェットティッシュなどがあると便利です。
1-3. 農園選びのポイント
ロケーションとアクセス
さくらんぼ狩り農園を選ぶ際に最初に考慮すべきポイントは、そのロケーションとアクセスの良さです。
都市部からのアクセスが良い農園を選ぶことで、移動の負担を軽減し、快適なさくらんぼ狩りを楽しむことができます。
特に、公共交通機関や主要な道路から近い場所にある農園は便利です。
また、観光スポットや宿泊施設が近くにある農園を選ぶことで、旅行全体の計画が立てやすくなります。
品種と収穫時期
さくらんぼの品種や収穫時期も重要な選択基準です。
さくらんぼにはさまざまな品種があり、それぞれ味や収穫時期が異なります。
例えば、「佐藤錦」は甘みが強く人気が高い一方で、「紅秀峰」は酸味と甘みのバランスが良い品種です。
農園がどの品種を栽培しているか、またその品種の最適な収穫時期を確認することが大切です。
これにより、最も美味しいさくらんぼを楽しむことができます。
農園の規模と設備
農園の規模や設備も選択の際に考慮すべきポイントです。
広大な農園では、より多くのさくらんぼを楽しむことができ、混雑を避けることができます。
また、駐車場や休憩所、トイレなどの設備が充実している農園は、家族連れや大人数で訪れる際に便利です。
特に、小さなお子様連れの場合は、安全面や快適さを重視しましょう。
体験プログラムやサービス
さくらんぼ狩り以外にも、農園が提供する体験プログラムやサービスは選択の際の重要なポイントです。
例えば、ジャム作りやバーベキュー、その他の果物狩りなどのアクティビティを楽しめる農園もあります。
これらのプログラムは、さくらんぼ狩りの楽しさを倍増させる要素となるでしょう。
また、スタッフの親切な対応や説明も、農園選びにおいて重要な要素です。
評判と口コミ
実際に農園を訪れた人々の口コミや評判をチェックすることも、農園選びには欠かせません。
インターネットのレビューサイトやSNSでの口コミを参考に、良い評価を得ている農園を選ぶと失敗が少ないでしょう。
特に、農園のスタッフの対応やサービスの質についての口コミは、訪問時の満足度に直結します。
2. さくらんぼ狩りの時期と名所
2-1. さくらんぼ狩りの最適時期
さくらんぼ狩りの最適な時期は、さくらんぼの品種や地域によって異なります。
一般的には、さくらんぼ狩りのシーズンは6月上旬から7月中旬にかけてですが、具体的な時期は訪れる農園や地域によって多少前後します。
以下に、さくらんぼ狩りの最適な時期について詳しく解説します。
さくらんぼの主要品種と収穫時期
佐藤錦
佐藤錦は、日本で最も人気のあるさくらんぼの品種です。
その甘みとジューシーな食感が特徴で、収穫時期は6月中旬から7月上旬にかけてです。
この時期に訪れると、最高の味わいを楽しむことができます。
紅秀峰
紅秀峰は、佐藤錦よりも少し遅れて収穫される品種で、7月上旬から中旬にかけてが最適な時期です。
酸味と甘みのバランスが良く、しっかりとした食感が魅力です。
ナポレオン
ナポレオンは、酸味が強く、佐藤錦や紅秀峰に比べて収穫時期がやや遅い品種です。
7月中旬から下旬にかけてが最適な時期となります。
地域別のさくらんぼ狩りの最適時期
山形県
山形県は日本一のさくらんぼ生産地であり、6月中旬から7月中旬がさくらんぼ狩りの最適な時期です。この期間には、佐藤錦や紅秀峰など、さまざまな品種を楽しむことができます。
長野県
長野県では、さくらんぼ狩りの最適な時期は6月下旬から7月中旬です。
標高が高いため、収穫時期が若干遅くなりますが、冷涼な気候で育った甘みの強いさくらんぼが楽しめます。
山梨県
山梨県では、6月中旬から7月上旬がさくらんぼ狩りの最適な時期です。
特に、富士山を望む農園でのさくらんぼ狩りは人気があります。
北海道
北海道では、7月中旬から8月上旬にかけてがさくらんぼ狩りの最適な時期です。
気温が低いため、収穫時期が他の地域よりも遅くなりますが、その分、甘みの凝縮したさくらんぼが楽しめます。
2-2. 日本全国の名所
青森県のさくらんぼ農園
津軽ゆめりんごファーム
リンゴ畑の中にあるサクランボ園。
20本ほどのさくらんぼの木にたくさんの真っ赤なさくらんぼがありました。
好きなだけ取って食べれるので、子供も大満足です。
制限時間もたっぷりです。
畑の中を歩くので、サンダルはNGですよ!!!
〒036-8243 青森県弘前市小沢字山崎44-4
川守田観光さくらんぼ園
たっぷり40分!屋根つきで雨でも安心♪
品種は、佐藤錦、紅秀峰、山形美人、紅てまりなど!運が良ければ【月山錦】も!
お土産用、贈答用のフルーツもあります
〒039-0613 青森県三戸郡南部町森越場口沢14-1
福島県のさくらんぼ農園
まるよし果樹園
紅い宝玉とも呼ばれる高級品さくらんぼをゆったり60分楽しめます♪
ビニールハウス栽培のため雨天時も楽しめます
土日祝日も同料金・ご家族やカップルでのご旅行にもおすすめです☆
売店ではお土産用や贈答品用のさくらんぼもお買い求めになることもできます♪
〒960-0231 福島県福島市飯坂町平野字中ノ檀10-1
がぶりガーデン
さくらんぼの王様【佐藤錦】を中心にその時期一番旬の品種を30分食べ放題♪
武家屋敷も近いので観光の流れとしては良いです。
〒969-6183 福島県会津若松市北会津町小松
北海道のさくらんぼ農園
チェリーハント イン オオクボ
有機質肥料をたっぷり与えたさくらんぼをぜひご賞味ください。
『時間無制限』さくらんぼ食べ放題、いろんな種類を食べ比べ♪
ハウス内なので雨天も楽しめます♪
〒048-2405 北海道余市郡仁木町北町10-37
峠のふもと紅果園
時間無制限でさくらんぼ・ベリー類を食べ放題です♪
雨よけハウスで雨でも安心!
極早生から極晩生まで47品種!!
全ての樹に品種名とお薦め収穫期などを明記してありますので、間違って未熟なものをもいでしまう事もありません。
人気の品種はお馴染み佐藤錦・大粒晩生の南陽・大粒米国種でアントシアニンたっぷりの黒粒種サミット・中国種大粒黄色種の月山錦・大粒でパリッとした極晩生種の紅てまりなど様々!
甘いサクランボで舌が疲れたら、酸味も鮮やかなグズベリーなどで舌をリフレッシュして下さい!
〒048-2402 北海道余市郡仁木町大江3-118
茨城県のさくらんぼ農園
菊池さくらんぼ園
茨城県では珍しい「さくらんぼ狩り食べ放題」ができます♪
大人気の佐藤錦・紅秀峰・紅香・香夏錦・ナポレオンなど食べ放題です!
袋田の滝や龍神大吊橋などの周辺観光と一緒に楽しむのもおすすめ。
〒319-3555 茨城県久慈郡大子町下野宮1939
新潟県のさくらんぼ農園
天野さくらんぼ狩り園
県内で温室栽培を最初に始めたさくらんぼ農園。
香夏錦、佐藤錦、紅秀峰など様々なさくらんぼ狩り、食べ放題を楽しめます。
また、雨よけ用のビニール屋根を設営しているので、雨天でも楽しむことができます。
新潟県北蒲原郡聖籠町二本松2047番地
岩渕伸果園
雨よけテントをかけていない農園なので、実が早く熟します。
品種は香夏錦・高砂・佐藤錦・紅秀峰・ナポレオンなど。
新潟県北蒲原郡聖籠町諏訪山1535番地1
滋賀県のさくらんぼ農園
よろこび農園竜玉
滋賀県竜王で美味しいさくらんぼ多品種30粒食べ比べ♪
屋根付ハウスなので、雨でも濡れずに楽しめます!
竜王ICから近く、他府県からのアクセスも抜群!
〒520-2531 滋賀県蒲生郡竜王町山之上
まっちゃんトコnoさくらんぼ
関西でさくらんぼ狩りができる!
赤く大きく実ったさくらんぼは、果肉がとても柔らかく甘くてジューシーだから、子供たちはもちろんのこと大人も制限時間いっぱい食べ続けて大満足。
枝によって、味が違って、おなかいっぱい食べるぞ!と思っていたけど、そんなに食べれるもんじゃないですね・・・お持ち帰りした佐藤錦も大変美味でした。
〒520-2531 滋賀県蒲生郡竜王町山之上7181
兵庫県のさくらんぼ農園
観光果樹園 フルーツファーム春日
年間を通じて「大きい」「甘い」「完熟」の果実を栽培している観光果樹園です。
本当に美味しいフルーツが楽しめます。
季節によって違うみたいですが、甘くて美味しいフルーツがたくさんあります。
〒669-4135 兵庫県丹波市春日町稲塚448
山形県のさくらんぼ農園
槙農園 観光さくらんぼもぎとり園
槙農園は1978年の開園以来、毎年初夏になると体験したくなる楽しい満足できる観光さくらんぼ狩り園を目指しています。
お客様の安全を第一に考えてさくらんぼの樹の枝を低くし、安全にさくらんぼをお召し上がりいただく努力を昔から一貫しててきました。
地下水の潅水を利用することでさくらんぼの生育に合わせたに土壌水分量も調整しています。
毎年安定したさくらんぼ実成を得るために受粉に必要なマメコバチも昔から大変大事の飼育しています。
これからも山形の美味しいさくらんぼを安心して、そして楽しんで食べられる観光さくらんぼ園を目指してまいります。
さくらんぼ狩りの際は是非、槙農園へお越しください。
〒999-3729 山形県東根市中央東3丁目8番25号
ナカノフルーツ(仲野観光果樹園)
山形でさくらんぼ狩り、もも狩り、ぶどう狩りをするなら天童市の仲野観光果樹園へ
2021年6月 売店・カフェがリニューアルオープン!!
果樹園が提案する果物をふんだんに使ったオリジナルスイーツと果物狩り、あわせてお楽しみください♪
〒994-0103 山形県天童市大字川原子1784-5
元祖 天童観光果樹園
時期的に下の方はほとんど残ってなかったですが、脚立に登った先に美味しいサクランボが沢山ありました。
こんなに沢山さくらんぼをたべたのは久しぶりでしたが、甘くて美味しかったです!
〒994-0053 山形県天童市大字上萩野戸807
群馬県のさくらんぼ農園
果実の里 原田農園
原田農園は通年果樹の収穫体験を楽しむことができるナチュラルリゾート。
いちご、さくらんぼ、ブルーベリー、桃、りんご、ぶどう、その他野菜にきのこ。
お食事会場も併設しており、バーベキューは家族に大人気。
自家製工房にてオリジナル商品も製造販売しており、特に「はらだのくーへん」は必見!ぜひご来園下さい。
〒378-0002 群馬県沼田市横塚町1294
山梨県のさくらんぼ農園
株式会社小笠原ファーム
清里高原でおいしいさくらんぼ狩りはいかがですか
品種は佐藤錦と紅秀峰。食べ放題を楽しみつつ、収穫体験もできます。
運がよければ2種類食べ比べもできるかも・・・?(生育状況によります)
空気が澄んでいて、畑からはホースケアのお馬さんも見られます。
〒407-0301 山梨県北斗市高根町清里3466-376
3. さくらんぼ狩りの料金と持ち物
さくらんぼ狩りは、季節のフルーツを自分の手で収穫し、楽しむことができる人気のイベントです。
しかし、初めてさくらんぼ狩りに参加する方は、その料金相場や持ち物について不安を抱くことがあるかもしれません。
ここでは、さくらんぼ狩りの料金相場と持ち物について詳しく解説します。
3-1. さくらんぼ狩りの料金相場
さくらんぼ狩りの料金相場
さくらんぼ狩りの料金は、地域や農園によって異なりますが、一般的には以下のような料金体系が見られます。
大人(中学生以上)
大人の料金は、30分から1時間の食べ放題で2000円から3000円が相場です。
特に人気のある観光地や品種のさくらんぼを提供する農園では、料金が高めに設定されていることがあります。
子供(小学生)
子供の料金は、大人よりも割安に設定されており、1000円から2000円程度が一般的です。
一部の農園では、年齢に応じてさらに細かく料金設定がされていることもあります。
幼児(未就学児)
幼児の料金は、無料から1000円程度です。
多くの農園では、3歳以下の子供は無料で参加できることが多いです。
料金に含まれるもの
さくらんぼ狩りの料金には、基本的に以下のサービスが含まれます。
入園料
農園への入園料が含まれています。
入園後は、指定されたエリアでさくらんぼ狩りを楽しむことができます。
食べ放題
一定の時間内でさくらんぼを好きなだけ食べることができる食べ放題のサービスが含まれています。
一般的には30分から1時間の間で設定されていることが多いです。
収穫体験
自分の手でさくらんぼを収穫する体験ができます。
農園のスタッフが収穫の方法や美味しいさくらんぼの見分け方を教えてくれることが多いです。
追加料金について
一部の農園では、食べ放題の時間を延長する場合や、収穫したさくらんぼを持ち帰る場合に追加料金が発生することがあります。
以下に具体例を示します。
時間延長
食べ放題の時間を延長する場合、追加料金が発生することがあります。
例えば、30分延長するごとに500円から1000円程度の追加料金がかかることがあります。
持ち帰り
収穫したさくらんぼを持ち帰る場合は、別途料金が必要です。
一般的には、100グラムあたり300円から500円程度が相場です。
持ち帰り用のパックや袋は農園で用意していることが多いです。
3-2. 必要な持ち物リスト
さくらんぼ狩りを楽しむためには、事前に必要な持ち物を準備しておくことが重要です。
以下に、さくらんぼ狩りに必要な持ち物をリストアップします。
動きやすい服装と靴
農園内を歩き回るため、動きやすい服装と靴を用意しましょう。
特に、さくらんぼ狩りのシーズンは初夏であるため、軽装で汗をかいても快適な服装が望ましいです。
また、帽子やサングラスなどの日よけ対策も忘れずに持参しましょう。
虫除けスプレー
農園は自然豊かな場所にあるため、虫除けスプレーを持参することをお勧めします。
特に、夕方にかけては蚊が多くなるため、虫刺され対策をしっかりとしておくと安心です。
タオルとウェットティッシュ
さくらんぼを食べる際に手が汚れることがありますので、タオルやウェットティッシュを持参すると便利です。
特に、小さな子供連れの場合は、こまめに手を拭くためのタオルが役立ちます。
飲み物
さくらんぼ狩りは屋外での活動となるため、水分補給が大切です。
特に暑い日は、こまめに水分を摂ることで熱中症を防ぐことができます。
ペットボトルや水筒に飲み物を用意しておくと良いでしょう。
カメラ
さくらんぼ狩りの楽しい思い出を写真に残すために、カメラを持参しましょう。
スマートフォンでも十分ですが、一眼レフカメラなどを持参すれば、より高画質な写真を撮影することができます。
その他の便利グッズ
日焼け止め
長時間屋外で過ごすため、日焼け止めを持参しておくと便利です。
軍手
収穫作業をする際に手を保護するため、軍手を持参することをお勧めします。
エコバッグ
収穫したさくらんぼを持ち帰る際にエコバッグがあると便利です。
農園で用意されている袋を利用することもできますが、エコバッグがあれば環境にも優しい選択となります。
4. さくらんぼの保存方法
さくらんぼは美味しく、見た目も美しい果物ですが、鮮度を保つことが難しい果物でもあります。
この記事では、さくらんぼ狩りで収穫したさくらんぼを長く楽しむための保存方法と鮮度を保つためのポイントを詳しく解説します。
4-1. さくらんぼの保存方法
1. さくらんぼ狩りの後の初期処理
さくらんぼ狩りで収穫したさくらんぼは、収穫直後に適切な処理を行うことが鮮度を保つために重要です。
さくらんぼを洗う
さくらんぼを保存する前に、必ず流水で丁寧に洗いましょう。
特に農薬やほこりが付着している場合があるため、念入りに洗浄することが大切です。
ただし、保存前に洗うと水分が残ってカビの原因になることもあるため、保存する量を分けてから洗うことをおすすめします。
水分を拭き取る
洗ったさくらんぼは、ペーパータオルなどを使って優しく水分を拭き取ります。
水分が残っていると、鮮度を保つことが難しくなりますので、しっかりと乾燥させましょう。
2. 冷蔵保存
保存容器を使う
さくらんぼは冷蔵庫で保存するのが一般的です。
保存する際には、通気性のある保存容器や紙袋を使うと良いでしょう。
密閉容器は通気性が悪く、さくらんぼが蒸れて痛む原因となるため避けましょう。
キッチンペーパーを敷く
保存容器の底にキッチンペーパーを敷くことで、余分な水分を吸収し、カビの発生を防ぐことができます。
キッチンペーパーは定期的に交換することが望ましいです。
温度管理
さくらんぼは冷蔵庫の野菜室で保存するのが適しています。
野菜室は他の部分に比べて温度が高めに設定されており、さくらんぼの鮮度を保つのに適しています。
保存温度は0~4度が理想的です。
3. 冷凍保存
冷凍保存のメリット
さくらんぼを長期間保存したい場合には、冷凍保存が適しています。
冷凍することで、1か月から半年程度鮮度を保つことができます。
冷凍の手順
- さくらんぼのヘタを取り除く。
- 洗って水分をしっかりと拭き取る。
- 一粒ずつバラバラにして冷凍用保存袋に入れる。
- 空気を抜いて密封し、冷凍庫で保存する。
解凍方法
冷凍したさくらんぼは、冷蔵庫でゆっくりと解凍するか、室温で短時間解凍することで、美味しさを保ったまま楽しむことができます。
凍ったままヨーグルトやデザートに加えるのもおすすめです。
4-2. さくらんぼの鮮度を保つ方法
1. 質の良いさくらんぼを選ぶ
色と艶を確認
新鮮なさくらんぼは、鮮やかな色と光沢が特徴です。
色がくすんでいたり、艶がないものは避けましょう。
傷や変色がないか確認
さくらんぼは傷がつくとそこから傷みが進行しやすくなります。
購入や収穫時には、傷や変色がないかを確認しましょう。
2. 適切な収穫方法
収穫時のポイント
さくらんぼ狩りの際には、ヘタを少し残して収穫することがポイントです。
ヘタがついていることで鮮度が保たれやすくなります。
収穫後の取り扱い
収穫したさくらんぼは、できるだけ早く涼しい場所に移動させましょう。
直射日光や高温は避け、なるべく早く冷蔵庫で保存することが重要です。
3. 保存期間を守る
さくらんぼは保存期間が短いため、早めに消費することが理想です。
冷蔵保存の場合は1週間程度、冷凍保存の場合は1か月から半年程度を目安に消費しましょう。
4-3. さくらんぼの長期保存のテクニック
さくらんぼ狩りで収穫したさくらんぼを長く楽しむためには、適切な保存方法と長期保存のテクニックが重要です。
冷蔵や冷凍保存、ジャムやコンポート、乾燥など、様々な方法を活用してさくらんぼの美味しさを保ちましょう。
1. ジャムやコンポートにする
ジャムの作り方
さくらんぼを長期保存する方法として、ジャムにするのも良いでしょう。
ジャムにすることで保存期間が大幅に延び、パンやヨーグルトのトッピングとして楽しめます。
- さくらんぼの種を取り除く。
- さくらんぼと砂糖を鍋に入れ、中火で煮る。
- レモン汁を加え、好みの濃度になるまで煮詰める。
- 熱いうちに消毒した保存瓶に詰め、しっかりと密閉する。
コンポートの作り方
さくらんぼのコンポートも長期保存に適しています。
デザートのトッピングやケーキの材料として活用できます。
- さくらんぼの種を取り除く。
- 砂糖と水を鍋に入れ、シロップを作る。
- シロップにさくらんぼを加え、弱火で煮る。
- 煮汁と一緒に保存容器に入れ、冷蔵庫で保存する。
2. 乾燥させる
ドライさくらんぼの作り方
さくらんぼを乾燥させることで、栄養価を保ちつつ長期保存が可能です。
ドライさくらんぼはそのままおやつとして食べたり、料理に使ったりできます。
- さくらんぼの種を取り除く。
- 薄くスライスする。
- 風通しの良い場所で干すか、食品乾燥機を使用して乾燥させる。
- 乾燥したさくらんぼは密閉容器に入れて保存する。
5. さくらんぼ狩りの注意点
さくらんぼ狩りは、多くの人々にとって楽しみなイベントですが、適切なマナーと注意点を守ることが重要です。
この記事では、さくらんぼ狩りを楽しむ際に知っておくべき注意点とマナーについて詳しく解説します。
5-1. さくらんぼ狩りのマナー
1. 収穫方法のルール
指示に従う
農園の指示に従って収穫を行うことが基本です。
特に、どの木から収穫して良いか、どの程度収穫して良いかの指示を守りましょう。
熟しているさくらんぼを選ぶ
熟していないさくらんぼを無理に摘み取ると、他のお客さんに迷惑がかかります。
熟しているさくらんぼを見極めて収穫するように心がけましょう。
2. 食べ放題のマナー
食べ過ぎない
さくらんぼ狩りは多くの場合、食べ放題の形式を取っていますが、無理に食べ過ぎないようにしましょう。
適度な量を楽しむことが大切です。
食べた分の後片付け
食べたさくらんぼの種やゴミは指定の場所に捨てましょう。
農園の美観を保つこともマナーの一つです。
3. 他の利用者への配慮
他の利用者への配慮
他の利用者が快適にさくらんぼ狩りを楽しめるよう、過度に大きな声を出したり、他人の邪魔にならないように気を付けましょう。
順番を守る
混雑している場合は順番を守り、お互いに譲り合って楽しむことが大切です。
5-2. 安全に楽しむための注意事項
1. 服装と持ち物
適切な服装
さくらんぼ狩りは屋外で行われるため、動きやすく汚れても良い服装を選びましょう。
特に、長袖・長ズボンを着用すると、虫刺されや日焼けを防ぐことができます。
必要な持ち物
- 帽子: 日差しを避けるため。
- 手袋: 手を保護するため。
- 虫よけスプレー: 虫刺されを防ぐため。
- タオル: 汗を拭くため。
- 飲み物: 熱中症を防ぐため。
- カゴやバスケット: 収穫したさくらんぼを入れるため。
2. 安全対策
足元の注意
果樹園内は足元が不安定な場所が多いので、転倒しないように注意しましょう。
スニーカーなどの歩きやすい靴を履くことをお勧めします。
高所での作業
さくらんぼは木の高い位置に実ることが多いため、脚立やはしごを使うことがあります。
安全に使用し、バランスを崩さないように気を付けましょう。
3. 天候の確認
屋外でのさくらんぼ狩りは天候に左右されやすい活動です。
出発前に天気予報を確認し、雨天の場合は延期や中止になることもあります。
雨具を持参することも忘れずに。