春が過ぎるとやってくるカビの季節。
みなさんはどのように対処していますか。
カビは温度が20~30度、湿度70%以上、汚れなどの栄養がそろうお風呂にはカビがつきやすいんです。
カビは胞子を出します。
目に見えないカビは天井にもひそんでいて、そのカビが胞子をばらまくせいでいくら掃除してもカビを防ぐことができません。
そこで頼りになるのが、防カビくん煙剤です。
黒カビを防ぐ煙を発生させて、お風呂のすみずみまで除菌するこの製品ですが、比較的新しい製剤のため安全なのか不安になりますよね。
防カビくん煙剤は危険?
答えは、すぐに命に関わることはないけれど、100%安全だから煙を吸っても大丈夫というわけではない、ということです。
防カビくん煙剤は塩素系の薬剤を使っていないので、万が一吸い込んでも気分が悪くなったりすることは少ないでしょう。
しかし、この製品の成分にポリアルキレングリコールというものが含まれます。
化粧品などの添加物として使われているものです。
日常に使われているので安全といえそうですが、これが煙となって人体へ入り込むことで影響がどこまであるかは不明ですので100%安全とは断言できないと思います。
吸い込んだときの対処法は?
防カビくん煙剤の煙の正体は、銀イオンを含んだ除菌成分です。
銀が明らかに人体に有毒であるという報告は未だ無く、食品や歯の治療にも用いられていることから安全であることが分かっています。
煙の成分からも吸い込むことですぐに何か症状がでることはほとんどないですが、体調に変わりがないかしばらくは様子をみましょう。
万が一、気分が悪くなったり、息がしにくくなったり体調に変化があったときは病院を受診しましょう。
防カビくん煙剤を新築で使っておけば、お風呂のカビ取りいらず!?
防カビくん煙剤は、銀イオンを含む煙でカビの発生を抑えます。
掃除をしても黒カビがどんどん発生する原因としては、目に見えないカビからの胞子によるものです。
ですから、防カビくん煙剤を使うベストなタイミングは新築なんです。
新築はまだお風呂に黒カビが発生していない状態ですから、黒カビの発生を抑える防カビくん煙剤が一番効果を発揮してくれるんですよ!
ただ、防カビ剤に全てを頼るのではなく、使ったあともカビが発生しない環境を整えることで本来の効果が期待できます。
くん煙剤はカビを落とす効果はないので、新築以外で使う際は磨いてとれるカビは落としてから使うほうが効果が高まります。
また、防カビくん煙剤は2ヶ月に一度程度たく必要があるのでこまめに使いましょう。
防カビくん煙剤の力を借りつつ、カビが発生しにくい住まいを手にいれましょう!
防カビくん煙剤は換気扇をつけたままで使うの?閉め切って使うの?!
それはズバリ、閉めきって使うのが正解です。
防カビくん煙剤は煙を発生させることで防カビ効果を生みます。
煙なので換気扇を回すとすべて外に出てしまいます。
防カビくん煙剤の使い方
- 換気設備を止める、窓を閉める
- プラスチックの容器に水を必要量いれる
- くん煙剤を②の容器にセットする
- 煙が出てきたら浴室から出て扉を閉める
- 90分経ったら、換気を30分ほどして終了
上記のように5つの行程で終わりです。
とても簡単ですね。
説明書きにもありますが、煙をたく前に換気扇を止めて、たいて時間が経ったあとに換気をするということです。
換気扇のタイミングに注意したいですね。
まとめ
防カビくん煙剤は塩素系の薬剤を使っておらず、人体に影響のない銀イオンなので万が一吸い込んで気分が悪くなったりすることは少ない。
煙を吸い込んで気分が悪くなったり、息がしにくくなったり体調に変化があったときは受診する。
防カビくん煙剤は、銀イオンを含む煙でカビの発生を抑えるので新築に最適。
防カビくん煙剤を使うときの換気扇のタイミングは、煙をたく前に換気扇を止めて、たいて時間が経ったあとに換気をする。
今年の夏は、梅雨入り前に、お風呂場のカビ対策をしっかりしておきたいですね!