お風呂につきものの、カビ。
日本は夏場の湿度が高くカビが発生しやすくいつも悩みの種になります。
カビの掃除といえば・・・
カビキラーですよね。
使ったことがあるかたも多いのではないでしょうか。
そんなカビキラーですが、実は正しい使い方があったのをご存知ですか?
使い方を間違えると効果が半減するので、ぜひ知っておいてください!!
カビキラーを使う順番は?
カビキラーを使う前には必ず準備がいります。
カビキラーの主成分は次亜塩素酸ナトリウムであるため、吸い込んだり手についたり目に入ったりすると、気分が悪くなったり手荒れや目の粘膜を傷めたりする原因になります。
ですから、必ず換気をした上で手袋、マスク、ゴーグルをつけて行ってください。
そして、汚れの部分にカビキラーを吹き付ける前には、石鹸カスや皮脂などカビ以外の汚れをお風呂用洗剤で洗い流します。
次にカビキラーの登場なのですが、水浸しだとカビキラーの浸透力が低下するので、洗ったあとは乾かすか水分を拭き取ります。
乾いたら、カビキラーを吹き付けます。
そして、カビキラーの種類にもよりますが、30分程度そのままにしてから洗い流します。
カビキラーを吹き付けても流れ落ちやすい場所には、キッチンペーパーにカビキラーを染み込ませて張り付けたり、ラップを上に乗せて密着させたりする方法も効果があります。
また、カビキラーにはいくつか種類があり、ゴムパッキン用のジェルタイプが販売されています。
このジェルタイプは粘度が高いので、カビのある箇所にピンポイントで塗れるのでオススメですよ!
用途に合わせて選びたいですね。
こびりついた埃には!フローリングに重曹やセスキ炭酸ソーダは注意!
近年、洗浄剤として話題になっている重曹やセスキ炭酸ソーダは天然由来で体に害が少ないと言われ重宝されていますね。
床についた皮脂やそれに付着した埃などで黒くなったフローリングの掃除にも活躍します。
そんな天然由来の洗浄剤ですが、フローリングに使う際には注意が必要です!
重曹をフローリングに使うときの注意点
重曹は弱アルカリ性の洗浄剤です。
皮脂汚れや油汚れは酸性のため、重曹の得意な汚れです。
重曹は水に薄めて使いますが、フローリングに使う際には濃度を上げすぎないように気を付けてくださいね。
濃度が高すぎるとフローリングのワックスが剥がれる原因になります。
目安は水1リットルに、大さじ2~3杯の重曹を溶かす程度です。
セスキ炭酸ソーダをフローリングに使うときの注意
重曹と同様に天然由来のアルカリ性洗浄剤が、セスキ炭酸ソーダになります。
重曹よりもアルカリ性が高いので、そもそも使えない床材があるということに注意が必要です。
無垢材や白木は、セスキ炭酸ソーダが染み込むことで床材を傷めたりシミになる原因となりますので使用しないでください。
ワックスを塗っている床材はワックスを剥がしてしまう可能性があるため、どうしてもセスキ炭酸ソーダを使いたい場合は、目立たないところで使えるかどうかを試す必要がありますね。
ガラス清掃作業手順書に従って綺麗にしよう!安全にピッカピカ!?
一軒家でもマンションでも、賃貸でも分譲でもどんな家にも必ずと言っていいほどあるもの、それはガラス。
家に住む以上、ガラス窓の掃除からは逃れられません。
しかも、掃除しているガラスとしていないガラスでは、見えかたが全く違うので手抜きもバレてしまいます。
でも、ガラス清掃作業手順書に沿って掃除にすれば、簡単にキレイにすることができますよ!
ガラスの掃除のしかたについて
準備としては、スポンジとスクイジーを準備します。
小窓の場合は、まず水に濡らしたスポンジで窓を濡らします。
高所の窓は、ポールにウォッシャーを取り付けて水をかけていきます。
次に小窓の場合も高所の場合も、スクイジーで水を切っていきます。
上から下に向けて、一列ずつスクイジーを動かしていきます。
基本的にはこれでキレイになります。
ガンコな汚れの場合は、水だけではなく洗剤も使用しましょう。
マンションなどでそもそも部屋が高所にあり、道路側など足場のない窓を掃除するときは安全のために安全帯などを体に取り付けて作業をしましょう。
また、作業中に窓が外れて落ちないように、窓がしっかり固定されているかなども確認してから作業をすることもオススメします。
そして、磁石でスポンジ同士を挟んで掃除できるものや、窓掃除用のモップでコの字に曲がるものなど、便利なグッズも販売されていますので、安全のためには道具の力も借りた方がいいでしょう。
まとめ
必ず換気をした上で手袋、マスク、ゴーグルをつけて行う。
石鹸カスや皮脂などカビ以外の汚れをお風呂用洗剤で洗い流して水気を拭いてからカビキラーを吹き付ける。
30分程度そのままにしてから洗い流す。
カビキラーを吹き付けても流れ落ちやすい場所には、キッチンペーパーにカビキラーを染み込ませて張り付けたり、ラップを上に乗せて密着させたりする方法も効果がある。
重曹は濃度が高すぎるとフローリングのワックスが剥がれる原因になるので、濃度を上げすぎないように気を付ける。
重曹よりもアルカリ性が高いセスキ炭酸ソーダは、無垢材や白木のフローリングでは、傷んだりシミになるので使わない。
ワックスがかかったフローリングの場合は、初めに目立たないところで使って問題ないか確かめてから使用する。
ガラスは基本的に、水とスクイジーで掃除をします。
マンションなどで窓が高所にあり、足場のない窓を掃除するときは、安全のために安全帯などを体に取り付けて作業をすること。
窓がしっかり固定されているかなども確認してから作業を始めるのがよい。
また、磁石式のスポンジや反対側のガラス面を拭くためのモップも販売されているので、安全のために使用するとよい。
たかが掃除、されど掃除。
順番を間違えると効果が落ちるので、正しい方法を知っておくことは重要ですね。