通常、運転免許証は、無事故・無違反でゴールド免許になり、有効期間は5年となります。
更新期間満了日に満70歳の場合、免許更新の際に「高齢者講習」「シニア運転者講習」、「チャレンジ講習と特定任意運転者講習(簡易講習)のいずれかを受けます。
年を取ったことのよる身体機能の衰えや運転に影響を及ぼす危険性を認識してもらうために行う講習となります。
更新期間満了日に満75歳以上の場合、認知症機能検査を受けます。
無事故・無違反の場合、
70歳 有効期間5年
71歳 有効期間4年
72歳以上 有効期間は3年です。
高齢者マークは75歳以上がつけるもの?つけ忘れは捕まる!?
1997年10月30日 道路交通法改正により、高齢者マークを、75歳以上を対象に表示する努力義務として定めました。
2002年6月1日 再び、道路交通法改正により、75歳から70歳以上に引き上げられました。
高齢者マークを表示するよう、努めるようにとされています。
高齢者マークをつけ忘れたからといって、捕まりはしませんが、後者の車にあおられたり、幅寄せされたりしたときに、意思表示ができないことがあります。
高齢者マークはどこにつける?前後についていればどこでも大丈夫?!
高齢者がつけるマークは、その色合い、形から「もみじマーク」「枯葉マーク」と呼ばれることがあります。
「枯葉マーク」は、人生の終盤の時期を表しているようで、ちょっと悲しい呼び方ですよね。
正式には「高齢者運転標識」といいます。
2枚入り1セットで売っています。車の前後に貼りますが、どこでもよいわけではなく、地上からの高さが40~120センチの間、これより高かったり、低かったりするとダメですが、とくに罰を受けることはありません。
最近は、高齢者の運転ミス、ブレーキとアクセルを間違えるなど、重大事故が増えています。
高齢者マークを貼ることは、高齢者が運転していることを、まわりのドライバーに意思表示ができ、注意をうながすことになります。
まとめ
高齢者の事故が多発している報道を見ていると、運転中に「危ない!」って思ったとき、ブレーキを踏むところを、アクセルを踏んでしまうのですから、重大事故になってしまうわけです。
75歳になる前でも、運転に不安があったら、車の運転はやめる、免許を返納するなどの勇気も必要です。
ご家族とも相談し、子ども、孫のためでもあるので、よく考えてみましょう。
今は、手数料1.100円ほど払うと、運転免許証に代わる身分証明書「運転経歴証明書」が発行できます。
各種企業や団体のサービスも受けられるので、お得な証明書になるでしょう。