年金手帳は、頻繁に出すものではありません。
管理していたつもりでも、紛失してしまったら
年金をもらう時期になった時にもらえないとなると焦ってしまうでしょう。
でも、大丈夫です!
年金手帳を万が一紛失してしまっても再発行手続きをすることができます。
手続きの仕方は、被保険者の種類によって変わってきますので、どのようにすれば良いか紹介していきます。
年金手帳を再発行申請したら即日発行された!ただ申請場所に注意?!
年金手帳を失くしてしまい再発行してもらいに行く場所は決まっています。
即日再発行を申請できる場所は「年金事務所」のみです。
ただ例外で、現在勤めている会社が厚生年金に加入している場合は、会社が再発行の手続きをするので、即日発行はできない確率が高いです。
急ぎではない通常再発行の場合は、郵送や電子申請、窓口への持参でも大丈夫です。
ただ、被保険者の種類によって提出場所は異なります。
- 第1号被保険者(自営業やフリーターの人)…市区役や町村役場
- 第2号被保険者(会社員や公務員の人)…勤務先の会社
- 第3号被保険者(第2号被保険者の配偶者の人)…配偶者の勤務先の会社
- 第4号被保険者(厚生年金に任意加入している人)…年金事務所
提出先は被保険者ごとに変わりますが、最終的には年金事務所に再発行申請が届くので、各機関を回したりする間に時間もかかってしまうために、1週間〜1ヶ月はかかってしまいます。
年金手帳の色の意味は?正確には、生年月日の違いではありません!
年金手帳には「青色」「オレンジ色」「茶色」と種類があります。
一番多い色は「青色」ですが、色によって何か意味があるのでしょうか?
色が違うのって、年金受給を受ける時に金額の違いはあるのでしょうか?
年金手帳の色が違うのは「手帳が交付された時期」の違いなんです。
なので、手帳の色が違うから受給の金額に差が出たり、不都合があるとかはないので安心して下さい!
交付された年代別に見てみると、
- 茶色の年金手帳は…1961年〜1974年
- オレンジ色の年金手帳は…1974年〜1996年
- 青色の年金手帳は…1997年〜現在
という感じになっています。
なので、年金手帳を持っている人の手帳の色の違いは発行された時期が違うということだけで、生年月日の違いではありません。
まとめ
年金手帳の色が違うのは、発行された時期の違いなんですね。
うっかり紛失してしまって「どうしよう」ってなってしまったら焦らずに、年金事務所へ連絡して、直接年金事務所へ行って即日再発行してもらうか、時間がかかっても大丈夫であれば、郵送や市区役所へ行くか、会社に再発行の手続きを申請すれば大丈夫ですね。
定年退職してからの自分の大切な年金をもらうための情報が詰まっている大事な手帳です。
大切に管理しましょう。